長野 善光寺に行く!

7月19日小布施見にマラソンから長野に戻ったのが10時前。さすがにホテルの清掃もまだ終わっていないだろうと、11時ごろまで神戸屋ベーカリーで珈琲をいただき、時間を潰してからホテルへ帰りました。


もし走った後、歩けるようなら今年こそは善光寺に行こうと思っていたので、まずはホテルでゆっくり汗を流し、湯船にしっかり浸かって足のケア。

入浴後、ちょうどお昼の時間帯だったので、長野駅で昼食をいただいてから、善光寺に向かいました。足は微妙でしたが、なんとか歩けます。

長野駅からは、バスで約15分。徒歩でも行ける距離なのですが、これ以上の足の裏への負荷は避けるべく、迷わずバスを選択です。

最寄りの善光寺大門という停留所からは、参道を歩きます。


歩き出して少し行くと、有名な『みそソフトクリーム』の旗を発見!しまった!もし善光寺に行けたら食べてみたかった一品でした。

とっても食べたかったのですが、昼食でおなかはパンパン、しかも小布施で『栗ソフトクリーム』を食べたこともあり、さすがにソフトクリームを1日2個はないだろうと泣く泣く諦めました。

さらに進んでいくと、山門に到着。

ここぞとばかりに今年購入したばかりのデジカメで写真を撮りまくり。

そんなこんなで、中に入って本堂に到着。どこにお賽銭して良いのかわからず、2か所にお賽銭。

その後、ゆっくりあたりを見渡すと、どうやら内陣(だったと思う)といって中を見学できるよう。

すべて見終わるのに30分かかるとのことでしたが、せっかくここまで来たので見て行くことにしました。

もちろん有料で、本堂と山門の見学がセットで1000円もありましたが、そんなに歩き回る余裕が足になさそうだったので、本堂のみの見学です。

中に入ると結構な行列。もちろん冷房なんてありませんが、多数の扇風機で暑さも少し和らぎました。ちなみに昼過ぎには長野駅の気温は30℃を越えていたと思います。外はめちゃくちゃ暑い!本当に今年の小布施は奇跡です。

行列はゆっくり進みます。きらびやかな内装をゆったり眺めながら、無心で進みます。

本堂奥に到達し、お参りしてさらに進むと、どうやら本堂の地下に続く階段が見え、みんなゆっくり降りていっています。

いよいよ私も降る番に。

前の方に続きます。なかは真っ暗になるので、荷物は左手、右手は壁を腰の高さで触れながら進みます。

途中までは、入り口の明かりが入ってきて、『な〜んだ、余裕じゃん』なんて思っていましたが、真ん中あたりから様相は一変!


本当に真っ暗闇なんです。私、実は暗いところダメだった!後悔するも、時すでに遅し。もう、数10cm先の前の人すら全くわからない!やばい!もう必死です。少しずつ左手の壁を辿りながら、前の男性に取り残されないよう真剣に進みます。

途中、前の前にいた年配の女性のグループから悲鳴が!

どうやら手探りの壁が途中ででこぼこしていたのに驚いたみたい。びっくりはしましたが、おかげで暗闇の恐怖が少しだけ和らぎました。

その後のおばさま方の会話に笑いをもらいながらも暗闇を進みます。


すると、うっすら明かりが!

何故かみんな明かりが見え出すと早足になるんですね。私ももちろん怖かったので、急いで出口に向かいます。

出口に到達し、ホッとしたら人間って変ですよね。怖かったことを忘れてなんだか楽しかったなんて思っちゃいました。


そんなこんなで、帰りも何も食べずに、写真を撮りながら、長野駅に直帰したのでした。

なんだかんだ、初めての善光寺は楽しかったです。