第37回スポニチ山中湖ロードレース

昨日の5月28日(日)に開催された山中湖ロードレースに初参加してきました!

スタート前のMCの方や瀬古利彦さんが走る前の緊張をほぐすようにトークで楽しませてくれました。今まで参加した大会の中で一番ぐらいに楽しいスタート前。

それとは裏腹に、練習は積んできたものの、体の重さや寝不足、膝に痛みなど体調管理が悪く、正直、完走すら不安がありました。ハーフを走り切れるのか?完走しても膝に故障をきたすのでは?と気分は落ちぎみ。

そんな気持ちの中、生憎の曇り空に富士山は見えないものの、MCの方が、『山中湖村の最高気温は21℃、これまでの大会の中で最高のコンディション』というほど湿度も高くなく絶好のマラソン日より。

『ここまで来たんだから、もう行くっきゃない!』と腹を決め、いよいよ9:15ハーフの部がスタート。

スタート後は、体調を考えジグザグ走行は控え、いつものスタートからのスピードアップはせず慎重に慎重に走りました。

しかしながら、はじめてのコースはやはりきつい。意外とアップダウンが多いんです。

『そうだよなぁ、富士山近いわけだから平坦な訳ないよなぁ』なんて思いながら、もう5kmぐらいでやや辛い!

坂道にすぐに太ももは張ってくるわ、曇り空とは言え走り始めたら少し日差しも出て暑いわで10km行く前にもうグロッキーです。

給水所は十分あり、スポーツドリンクと水、オレンジがあり、後半は水を頭からかぶり暑さに耐えるパターンに。時々いただくオレンジの甘さが身に染みて美味しかったです。

10kmすぎから15kmの区間で少し走りを立て直しましたが、それもあまりもたずすぐにバテバテに。

後半の給水所ではひしゃくから水をすくって頭から水をかけてもらいました。沿道で水のシャワーをかけてくれていた方、ともにありがたかったです。

このコース折り返しがあって、なんといっても後半が精神的にきます。ゴール近くから折り返しまでと折り返してからゴールまでがめちゃくちゃ辛いんです。

ちゃんと下調べしないのがいけないんですが、折り返して戻ってくるらしいことに途中から気づきました。その折り返し、折り返し地点までが長いしアップダウンがあり脚が前に出ません。

我慢して我慢してなんとか進みながら、やっと折り返し、それ以降はただひたすらゴールを目指します。

そして、最後の難関、ゴールがある会場までの結構な勾配のある坂道。沿道のたくさんの応援に背中を押してもらいながら、呼吸を荒げ最後の力を振り絞ります。もうなりふりかまっていられません。

そして、やっと会場に入りゴール!!

記録は即日発行ではなかったので、正確な記録はわかりませんが、自分の計測では1時間51分台。ぎりぎり50分切れたか切れないかぐらいだと思います。

それにしても、練習していたのに、こんなにキツくて辛いハーフレースははじめてです。

体調・身体の管理ができていないことを大いに反省しました。

そんなこんなで、はじめての山中湖ロードレースは終わりました。なかなかのタフなコースと町全体をあげての運営や応援で暖かみのある素晴らしい大会に、『富士山も見てないし、来年こそいい走りをしたい!』と、リベンジを誓ったのでした。

《大会プチ情報》
初参加のため、次回参加に向けて感じたことを残します。

〈マラソンバス〉
新宿発を利用。5:50が最終発。始発で5:21頃新宿着で余裕のはずが始発に間に合わず、1本遅い電車で最終バス時刻の10分前に新宿駅到着。西口から工学院大学前まで、地上の出方がわからず迷いました。

帰りは、『森の駅』からバスが発車。会場から20分ぐらい歩きます。新宿までも2時間半ぐらいかかったでしょうか。森の駅にお土産屋さんがあって、ちょっとお買い物しました。

バスの中は、かなり冷房が効いているので暑い日でも、一枚羽織るものがあった方がよいです。

〈会場〉
初参加ということもあり、正直、導線がわかりませんでした。校舎に大きな表示があり、受付はすぐにわかったものの、更衣室の入り口がわからず、かなり歩き回りました。

〈完走後〉
走り終わってからの流れも分からず、Tシャツを受けとるまでは良かったですが、『記録証は?計測チップは?』とどうするかわからず。流れについていくと、無料の豚汁の列を発見。並んでいただきましたが、食べ終わったあとのゴミ袋を見つけられず、更衣室まで持ち帰りました。また、オレンジもいただけたようでしたが、知らなかったので食べ損ねてしまいました。残念。

会場には、たくさんの屋台が出ていて、走り終わったら寄りたいと思っていましたが、帰りの流れに乗って歩いていたら、屋台があるエリアに行けなくなり断念しました。おにぎり持ってなかったら空腹で死にましたね。楽しみにしていたので屋台食べられなかったのは、本当に残念でした。

〈更衣室〉
体育館を利用でき、広々していて着替えやすかったです。荷物置き用の棚があったのも良かったと思います。貴重品預かりは別にあります。

最後に、

山中湖は、苦しい走りの中で少し見れましたが、走っている最中も、帰りも写真に納める余裕はありませんでした。今回は終始曇り空で雄大な富士山を見られなかったのも残念ですが、澄んだ空気の中、たくさんの沿道の応援とボランティアのみなさまの暖かいサポートで初参加を無事に終えられました。

大会に関わったみなさま、本当にありがとうございました。2年越しの山中湖ロードレースはとても素敵な大会でした。

ゴール地点です。

こちらがスタート地点。


スタート前。ゴンドラからMCの方と瀬古利彦さんの軽快なトーク。ゴンドラだとランナーから見えていいですね。

ゴール近くのコース。この先、左折して最後の勾配のある坂道へ。

会場です。ゴール後はさらに人も多くてどこへ行ったらいいかわからず。

会場ゴール地点へ入る入り口で応援してくれていました!残念ながら笑顔でゴールは無理でした。

山中湖村のみなさま、ありがとうございました。