舞台『ミッドナイト・イン・バリ〜史上最悪の結婚前夜〜』2回目の観劇

22日の金曜日の夜、外は舞台の場面さながら生憎の雨になってしまいましたが、シアタークリエへ2回目の観劇に行って来ました!

今日はなんとなんとイープラス貸し切り公演で幸運にも取れた最前列!ものすごく楽しみにしていたんです。

1回目の観劇はだいたい話に必死についていくのがやっと。物語を後追いする形になるので、あっちもこっちも観るポイントがバラツキますが、2回目ともなると流れがわかっているので、この場面はここに注目してみようというのが自然にできています。

そのため、全体を見渡す余裕もあり、初回には気付かなかった細かな演出や最前列だけあって、見えにくい部分もある反面、それぞれの役者さんの細かい表情が見てとれました。他の役者さんの演技中でも、栗山さんの細かい表情による演技、後半のなんの場面だったか大きく目をパチクリするところなんて良かったです。


幕が上がるとすぐに始まる幸子とおさむの掛け合いは、ハイスピードコメディを謳うこの舞台を象徴しています。

しょっぱなから栗山さんの早口でまくしたてる台詞に観客のつかみはOK!


そして、前回気になっていた、掛け合いのときのテンポのズレは見事に修正されていました。バッチリ噛み合っている、さすがプロフェッショナルです!チームワークの良さがよく伝わるいい場面でした。

お話も所々で、細かい台詞や細かい演技が追加されていたように思います。しかも、追加されたであろう台詞も役者さんたちがメリハリをつけて演技してくれているので、物語のテンポがさらに良くなった印象を受けました。


図らずも、今日は中日(なかび)だったそうです。

今日は座席が右側に近いブロックだったので、最後の最大の見せ場である結婚式の場面、女性陣お二人がウェディングドレスを着て4人で、客席中央から歌い踊り、最後に一番前に降りてくるのですが、私の真ん前に浅田美代子さんがきて目の前、至近距離で歌っている!感動しました!!

こんなに間近で役者さんの演技が観れるだけでも感激です。しかも、浅田さんがまた可愛らしいんです!


ちなみに最前列が取れたことで頭がいっぱいで今日もアフタートークがあるなんて知らずに観劇していた私。最後のカーテンコールでキャスト全員が並んで挨拶が終わったあと、おもむろに栗山さんからの挨拶がありそこでアフタートークがあることを初めて知ってまたまたびっくり。


今回のアフタートークは、中村雅俊さん、浅田美代子さん、溝端淳平さんの3人。


栗山さんが出なかったのが残念でしたが、稽古を一日最低6時間はしていたことや毎朝必ず最後のダンスの場面をみなで練習すること、中村雅俊さんはダンスの練習前に舞台にあるピアノを引きながら発声練習をする話や、おととい初めて決起集会をした話(初めて観劇した日です!)などいろいろな話を聞けました。さらには、浅田美代子さんが楽屋を間違えた話(中村雅俊さんの楽屋へ間違えて入っていったのは2回目だそう)など浅田さんの天然ぶりを聞けて、終始楽しくお話を聞けました。


溝端さんが言っていたように『舞台は生物』。日々、進化していく舞台にさらなる感動をもらいながら、あっという間の2時間強が終わってしまいました。

観劇日時:2017年9月22日(金) 19:00〜20:45 公演後アフタートークあり



日比谷駅を出てシアタークリエへ向かう途中。結構な雨が降っていました。