舞台『リチャード三世』



18日の公演初日に観てきました。率直な感想は、やっぱり外国の戯曲は難しいなぁという思いが強かったことでしょうか。しかも公演時間が長い!長過ぎる!

今回は演出と上演台本をルーマニアの演出家シルヴィウ・プルカレーテという方が手掛けており、リチャード三世という戯曲をこれまでの作品とは違った視点で芸術性の高い作品に仕上げているのだとは思いますが、正直あまり楽しめなかったというのが本音です。

なんだろうなぁ、いろいろな意味で気になることはあります。難しい登場人物、相関関係に、出演する役者さんが多くて、子役やら男性が女性を演じるやら、なんだかガチャガチャし過ぎてしっくりこないわで、もやもやした気持ちのまま終わってしまったという感じ。

役者さんたちはみな素晴らしかったと思います。とにもかくにも、やっぱりこういう舞台の苦手意識は払拭できませんでした。

《舞台情報》

作:ウィリアム・シェイクスピア

翻訳:木下順二

演出・上演台本:シルヴィウ・プルカレーテ

出演:佐々木蔵之介手塚とおる 今井朋彦 植本純米(植本潤改メ)/長谷川朝晴 山中崇山口馬木也 河内大和 土屋佑壱 浜田学 櫻井章喜/八十田勇一 阿南健治 有薗芳記 壤晴彦/渡辺美佐子

《公演日程》

【東京公演】東京芸術劇場 プレイハウス 10月18日(水)〜30日(月)

【大阪公演】森ノ宮ピロティホール 11月3日(金)〜5日(日)

【盛岡公演】盛岡市民文化ホール 大ホール 11月8日(水)

【名古屋公演】日本特殊陶業市民会館ビレッジホール 11月15日(水)
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