だいぶ遅くなりました。5月20日のいわて奥州きらめきマラソンのレポ、やっと書き上げました。
前日に水沢駅近くの水沢グランドホテルに前泊。前日は雨が降っていましたが、当日はその雨も上がり絶好のマラソン日より、気持ちいい快晴です。朝は少し肌寒いぐらいでしたが走ると心地よい暑さの中、新緑香る奥州路を楽しく走りきれました。
今回は、身体の調子が良くなかったこともあり、攻めの走りはしないこと、ゆっくり30kmまでは、km6分で行き、30kmからペースアップするという作戦で望みました。
スタートは8時。Cブロックでしたが、スタートロスもほとんどなく、参加人数も3千人規模なので、走り始めのあのごちゃごちゃしたストレスもなく、とっても走りやすい。
ただ、走り出すと平坦なコースということもあり、周りのペースが意外と速くて気づくと5分30秒~40秒ペース、それでもどんどん抜かされていく。そんな中でも、今回は目標がはっきりしていたので、周りに惑わされず、km6分前後をキープし走りました。
コースは水田や大きな木々が生い茂るまぶしいぐらいの新緑風景。前情報で単調なコースとの情報を得ていましたが、私にはそんなことはなく周りの風景がとても心地よくて、少し向かい風だけど爽やかな風、水田から聞こえる蛙の合唱と時折ある民家や大通り、水田の合間からの暖かな地元の方々の応援に、久し振りに30kmまで苦しまずフルマラソンを楽しめました。
3週間前に、30kmペース走をこなしていた効果は抜群。ペースをキープしたまま、脚も余力を残し、30km地点に到着。
『よ~し!フルマラソンはここからが勝負だ!』と少しペースをアップ・・・したところで、素麺の給食。もちろん、迷うことなくいただきました。カップに入った素麺を、先につゆのみ飲み尽くしてしまい、上手くいただけませんでしたが、とっても美味しかったです。
実は今回のフルマラソン、給食をいただいたのはここだけでした。(エネルギージェルは15kmあたりと後半の2回補給しました)。
そして、いよいよ本気モードへ。全然ペースはあがってはいないのですが、ガシガシ脚力で前に進みます。10kmとかハーフを走っているような苦しさです。
『残り12kmでペースを上げたのは早かったかな』と頭をよぎりましたが、もう走り出していたので、このまま行くしかない!
35kmあたりでエネルギージェルを補給。
いやぁ~、やっぱり最後の12km長かったなぁ。35km以降は、応援にも元気に応えられず、辛うじて手をあげる程度。
我慢の走りで、なんとか40km地点に。ここからの2km、ものすごく長く感じました。
そうして、長い42.195kmの旅はゴールへ。
なんと、今回は一度も脚がつることなく走りきることができました。後半で心配していた右膝に痛みが出た程度。
気候的には周りのランナーさんたちは暑いと言っていましたが、東京の蒸し暑さから比べたらカラッとしているし、暑さに強い私にはとっても心地よいぐらいで、走るには最高の気候でした。
そして、30kmまで余力を残して走れたことも、最後まで走り続けられたことに繋がったと思います。
ただ、あわよくば『4時間切り』なんて思っていたけど、やっぱり4時間を切るには、もう少し、速いペースで楽に走れる走力がないとダメなんですね。また、次のレースまでの修正課題であり宿題です。
最後に
応援をしていただいた、たくさんの地元の皆様、暖かい応援ありがとうございました。そして、長い時間サポートしていただいたボランティアの皆様・若者たち、給水所での元気な声援、とってもとっても力になりました!本当にありがとうございました。
地元の皆様、ボランティアの皆様、大会運営に関わったすべての皆様に、無事に走れたことを感謝致します。
シャトルバス乗降車場所。降りるとすぐに、参加賞受け取りや更衣室のある体育館があります。
右手が体育館。この先に、スタート地点とメイン会場があります
スタート地点付近から見える風景。
シャトルバス乗降車場所付近から見た風景。遠くに、残雪の焼石岳が見えます。走っている途中で雪のとけ具合で『ハル』と見えるそうです。私は見つけられませんでした。
スタート&ゴール地点。
スタート地点横がメイン会場です。
スタート前、整列時。体調に不安はありましたが、ドキドキよりも、ワクワクしかありませんでした。
ゴールした後、散々休んだあとに撮影しました。暑いなか、ボランティアの皆様、長い時間サポート本当にありがとうございました。
奥州市は、大谷翔平選手の故郷だったんですね!もちろん、握手してきました。
ゴール後、着替えてからメイン会場でいただいた『はっと汁』。うどんのように見える麺は超幅広!とっても美味しくいただきました。
いわて奥州きらめきマラソン、とっても素敵な大会でした