9月に入りバタバタと忙しいなか、月曜日に久しぶりに映画を観に行ってきました。観たいと思っていた作品は、公開したら早めに思いきらないと、ズルズル先伸ばしになり、結局、公開終了で行けなくなるパターンが続いていたので、ようやく行けた!という感じです。疲れた体で一時の癒しを求めて行ったんですが、この作品で大正解でした。笑いました!本当に久しぶりに大笑い、周りのお客さんに迷惑にならぬよう笑いすぎないように耐えるのが辛いぐらい笑ったなぁ。
この作品、出演しているのがリリー・フランキーさん、三浦春馬さん以外、女優さんばかり。韓国の作品『サニー 永遠の仲間たち』を日本版にリメイクしていますが、私の世代のちょっと下ぐらいのコギャルと呼ばれる高校生がたくさんいた時代の女性たちの友情をテーマにしていて、共感できる部分が多く、楽しんで観れました。
本当、1990年代って、はっちゃけてたなぁ〜って今思うと感じますね。いろいろ、縛られず自由だった気がします。みんな夢とか希望とか、なんかギラギラしていたような。
私は大人しいほうだったし、高校は茨城の田舎だったので、学生時代は平凡な経験しかなかったけど、なんだかわかるわかると懐かしかった。そうそう、女性って不思議ですよね。学校を卒業したら、全く会わなくなったりするくせに、長い月日を経て会っても学生の時に戻ったように仲良しになれちゃうんですよね。深い絆で繋がっているというか。
ちなみに、この作品、私の好きな『バグマン。』を撮った大根 仁監督が作っています。見せ方がやっぱりいいですね。現代と高校生時代と上手く切り替える見せ方とか、本当にグイグイ作品に引き込まれます。さすがだなぁ。脚本も担当してるのもすごいです。
この作品、40代の女性には是非、見てもらいたいですね。
《作品情報》
ストーリー
日本中の女子高生がルーズソックスを履き、空前のコギャルブームに沸いた90年代、そんな時代に青春を謳歌した女子高校生の仲良しグループ「サニー」のメンバー6人は、20年以上の時を経てそれぞれ問題を抱える大人になっていた。 専業主婦の奈美は、ある日、久しぶりにかつての親友・芹香と再会するが、彼女は末期ガンにおかされていた……。
「死ぬ前にもう一度だけ、みんなに会いたい」。
芹香の願いを叶えるため、奈美が動き出す。
裕子、心、梅、そして奈々……、かつての仲間は無事、芹香の前に再集結できるのか?
夢と刺激で溢れていた高校時代と、かつての輝きを失った現在の二つの時代が交差して紡がれる物語は、ラスト、“強い気持ち”と“強い愛”によって、予想もしていなかった感動を巻き起こす。
〈原作〉「Sunny」CJ E&M CORPORATION
〈監督・脚本〉 大根 仁
〈音楽〉 小室哲哉
〈キャスト〉
篠原涼子 広瀬すず 小池栄子 ともさかりえ 渡辺直美 池田エライザ
山本舞香 野田美桜 田辺桃子 富田望生
三浦春馬 リリー・フランキー / 板谷由夏
〈公開日〉2018年8月31日
《観劇日時》2018年9月3日(月)21:20〜