舞台 ケムリ研究室 no.1 『ベイジルタウンの女神』

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ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏と緒川たまきさんによるユニット旗揚げ第一回新作公演、しかも水野美紀さん、仲村トオルさんが出演するときたら、めちゃくちゃ観に行きたいと思っていましたが、まだまだ新型コロナウィルスが落ち着かないこの状況に、今作品の観劇は諦めていました。

 

そんな中、ライブ配信をしてくれるというとっても有難い情報にチケットを即購入し、ライブ配信のある22日18時の回を自宅で観劇しました。

 

実は当日は休日出勤でフルタイムの勤務、前日は残業だったので、こりゃ仕事が押したら確実に間に合わない!と必死に働き、なんとか定時で仕事を終わらせ、それでも最寄り駅から猛ダッシュでギリギリ開演時間に間に合いました。

 

スマホでの観劇だったので自宅に戻れさえすれば、スマホを持ち歩きながら観劇はなんとでもなります。

 

 

そんな感じでバタバタの中、18時に公演がスタート。スマホの小さな画面の見にくさに慣れるまで時間がかかりましたが、後半はかなり集中して観れました。

 

舞台はケラさんらしい演出、いつもながらの笑いを散りばめながら、現代に通じる問題へのメッセージも込められた作品でしたが、ナイロンの舞台の時よりも、明確なハッピーエンドだったので、見終わったあと心がスカッとしました。

 

途中の15分休憩中に、温水洋一さん×犬山イヌコさん×高田聖子さんチーム、舞台終了後に、山内圭哉さん×吉岡里帆さん×松下洸平さんチームと緒川たまきさん×仲村トオルさん×水野美紀さんチームの3組の座談会が短い時間でしたが見れたのは、配信で良かったことですね。

 

ただ、やっぱり舞台は劇場で観るのが一番!セット全体を見渡せたり、舞台上でメインで演じている役者さん以外の演者さんの表情や演技も観ることができる。何よりも本物の熱い演技・空気感・息づかいなど演者さんたちが作り出す雰囲気は劇場でしか感じられない。その1つ1つが作品という結晶となり、ゾクゾクと身震いするほど私たちの心を揺さぶるのです。そんな体験は劇場でしかできない。

 

早く安心して舞台を観に行けるようになって欲しい。来夏にケムリ研究室の第2段が決まっているという発表があったので、次回は劇場で観たいですね。

 

 

ケムリ研究室vol.1『ベイジルタウンの女神』9/22(火・祝) 18:00 開演公演 中継生配信


◆「PIA LIVE STREAM」にて配信! ※本編休憩時間&終了後にキャスト座談会付き(予定)
<予定キャスト>
緒川たまき×仲村トオル×水野美紀
温水洋一×犬山イヌコ×高田聖子
山内圭哉×吉岡里帆×松下洸平

 

《舞台情報》

『ベイジルタウンの女神』

作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

 

出演:

緒川たまき 仲村トオル 水野美紀 山内圭哉 吉岡里帆 松下洸平
望月綾乃 大場みなみ 斉藤悠 渡邊絵理 荒悠平 髙橋美帆
尾方宣久 菅原永二 植本純米 温水洋一 犬山イヌコ 高田聖子

(※髙橋美帆の「髙」は、はしご高になります)

 

日程・会場:

〈東京公演〉2020/9/13(日)~9/27(日)
世田谷パブリックシアター


〈兵庫公演〉2020/10/1(木)~10/4(日)
兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール


〈北九州公演〉2020/10/9(金)・10/10(土)
北九州芸術劇場 中劇場



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ケムリ研究室no.2『砂の女』2021夏
原作 安部公房