今日公開、気になっていた「DOG×POLICE 純白の絆」を観てきた。
若き警察官と警備犬の絆を描いたお話。正義感とプライド。それぞれ様々な思いをもって懸命な姿に何度か涙した。ラストの警備犬役のシロの健気な姿にもホロリときた。
「諦めないこと」随所にそんな思いがこめられたシーンがあった。死産で出てきたのちのシロを助けたり、劣性遺伝(アルピノ)で現場では使えない、警備犬には向かないと同僚に言われたシロをどの犬よりも勝った嗅覚をもつ能力を引き出し爆破犯を追い詰めたり、バディに向いていないと落ち込んでいた水野に「逃げずに踏ん張れ」と励ましたり、なんだか今の自分に言われているようで、また足りないことを見ているようで胸にぐっとくるものがあった。
〈映画情報〉
警視庁管内に協調性に欠けるが抜群の検挙率を誇り、人一倍強い正義感で刑事を志望する若い警察官がいた。彼の名は 早川勇作(市原隼人)。いよいよ刑事に昇進かと心弾ませていた彼に下った辞令は、警視庁警備部警備二課装備第四係という部署への配属だった。そこは、警備犬とそのハンドラーとが所属する部署だった。犯人逮捕の機会を奪われ熱意を失いつつあった勇作にあてがわれたバディ(警備犬)は「シロ」だった。シロは優秀な血統だが、劣性遺伝(アルピノ)として生まれたため 警備犬への道を閉ざされていた。
勇作はそんなシロに自分の姿を重ね合わせ、ともに厳しい訓練を繰り返し、警備犬とハンドラーとしての絆を深めていく。
そんな折 警視庁を震撼させる連続爆破事件が発生し、四係への出動要請が・・・。
それは、シロと勇作を待ち受ける、長く険しい戦いの序章に過ぎなかった。
キャスト
市原隼人、戸田恵梨香、村上淳、カンニング竹山、阿部進之介、矢島健一、堀部圭亮、小林且弥、本田博太郎、相島一之、きたろう、伊武雅刀、若葉竜也、松重豊
時任三郎 他
公開: 2011年10月1日
上映時間: 1時間44分
成長する早川を見守る警備部警備二課装備第四係の仲間もなんだか暖かくて良かった。予想通り、良い作品だった。