9月28日(土)に開催された情熱ハーフマラソンのハーフマラソンの部に参戦してきました!
朝起きたときには外は曇り空で外気も涼しく、レースも良い気候で走れるだろうと呑気に構えていたら、会場につくと予想外の良い天気。ハーフマラソンスタート時には、すでに強い陽射し。レースが始まるとぐんぐん気温は上がり30度ぐらいあったみたいです。本当に暑いレースでした。
この大会の最大の特徴は、ハーフマラソンで猫ひろしさんが一緒に走ることです。20分のハンデをもらって後からスタートする猫ひろしさんに勝てると景品が貰えます。
ただ、それでも本気で走る猫ひろしさんは、ハーフマラソン1時間13分前後でゴールすると申告していたので、ハンデのプラス20分足しても1時間30分前後でゴールするランナーしか猫さんには勝てません。
それでも、オリンピアンである猫ひろしさんの真剣な走りを間近で何回も見れるのは嬉しい。
そうです!完全に猫さん目当てで参加した今大会。9月末のレースで暑さも落ち着いているだろうとエントリーしましたが、本番は、河川敷周回コースのメンタル的なキツさと暑い中での過酷なレースになりました。
ハーフマラソンスタートは10時30分。すでにかなりの暑さと強い陽射し。暑いこともあり、フルマラソンを見据えてゆっくり6分ペースで行く予定でスタートしました。
スタート地点で猫ひろしさんとハイタッチし感激しながらのスタート。前半は、暑いながらも夏場の練習のおかげか快調な走り。ただ、当初の6分ペースよりかなり早い5分前半ペース。それでも呼吸は苦しくなかったので作戦変更しこのまま行けるところまで行くことに。
コースは陸上競技場を起点に、2回折り返しがある5km周回コース。河川敷で風景もあまり変わらず、1周回目から『これを4回も走るのかぁ』と精神的なキツさを感じていました。
しかも、陽射しのキツさはさらに強くなり、ぐんぐんと気温も上昇。陽射しがあたる側はジリジリと皮膚が焼かれていくのを感じます。
中盤からは、蓄積していたのか暑さの影響が出始め、脚が前に進まなくなっていました。段々と腰も落ち始める始末。やっぱり体幹が弱い!そして、右の太ももにもつるような違和感が出始めました(なんとか最後まで持ち堪えてくれました)。
そんな苦しい区間でもなんとか頑張っていたのは、猫ひろしさんが後ろから来るから。猫さんに抜かれたのは、ちょうど陸上競技場に戻ってきた10.8kmあたり。10kmまでは猫さんより先に行きたいと思っていたので目標達成。
中盤は顔は歪みながらの我慢の走り。猫さんに抜かれ、3周回目に入ってからは、なんとなく緊張の糸が切れたかのようにさらに前に進まなくなったので、フルマラソンシフトに切り替えて6分前半でゆっくり走るペースへ切り替えました。
給水地点は、陸上競技場内に1か所と2回目折り返し過ぎに1か所の計2か所。水とスポーツドリンク(どちらも常温)を出してくれていて、中盤からは水をかぶりながら走りました。後半には紙コップがなくなってしまったようで、スタッフさんが直接ひしゃくからかぶり水をかけてくれていました。
2か所目給水地点の少し先に、年配の男性が私設で給水と食べ物を出してくれていて、こちらでは冷たい水(スホドリ?かすかにグレープフルーツ味がしました)を出してくれていて、私は中盤から後半2回立ち寄らせていただきました。冷たい水がとっても美味しくて生き返りました。ありがとうございました!
そして、後半残り5km。少しペースアップ。苦しみながらもギリギリの2時間切り。本当に暑くて苦しいレースでした。
走り終わってすぐに、記録証を発行していただける予定でしたが、私の直前で故障したらしく、記録証は送付されることになりました。
さすがに疲れきり、しゃがめないほど右の太ももに痛みが出ていたので、その場でストレッチ。痛みに耐えながらゆっくり腰を下ろし、しばしの休憩。
わずかな休憩後、荷物を取りに行こうとトボトボ歩いていると、なんだか人が並んでいる。その先には猫ひろしさん!
猫ひろしさんと写真撮影をしてもらえるようだったので、もちろん並んで一緒に写真を撮らせていただきました。一緒に猫ポーズで撮影し、握手までしていただきました!猫さん、ありがとうございます!
感激したのもつかの間、やはり身体はぐったりで、なんとか荷物を引き取り、着替えて、軽く昼食を取り帰路につきました。
帰りは、今までに経験がないほどの身体の脱力感と強い疲労感。
電車で1時間20分強かかる道のりがかなり辛くて、埼京線区間の板橋〜新宿間で立っていたときには、踵から脚全体に寒気がするような嫌な感覚が何度もあり焦りました。さすがに新宿からはロマンスカーを使おうかと思ったほど。あいにく、ちょうど良い時間のロマンスカーがなく小田原線快速急行に乗りましたが、座れたのはラッキーでした。
まさかの暑い中でのハーフマラソン。こんなに身体にダメージがくるとは思っていませんでした。そして、脚の状態(右太ももへの負担)や今回のハーフの結果から、来月のフルマラソンで完走できるのかという不安が強くなってきました。
水戸まで残り4週間。9月は頑張って走っていたつもりでしたがまだまだなんですね。もう少し、頑張らないといけません。
《大会プチ情報》
メイン会場) 荒川戸田橋陸上競技場
会場アクセス) 最寄り駅は、都営三田線 西台駅。西台駅東口から徒歩15分。途中にコンビニ(ローソン)が2店舗あり。
※ちなみに、河川敷に入る階段がとてつもなく急で、1段が高いです。脚にきている人は帰りはキツイかも。
更衣室) 男女テントあり。
荷物預り) 屋根のみテントの下に置けるが自己管理。貴重品預りは有料(300円)であり。A4の茶封筒に入る範囲。
その他)出店などのブースはない。
会場の荒川戸田橋陸上競技場
こちらで参加賞をいただきました。
今回のコース図。折り返しありの周回コースをハーフマラソンは4周回します (大会ホームページより)
ちなみに、1回目の折り返しよりも、2回目の折り返しまでの方が距離は長いです。
陸上競技場内コースの一部。
スタート前。奥の黄色(MCの女性)とライトグリーンのTシャツの方がお話されています。
スタート直前の様子。
コース上で6か所(だったと思う)2人1組で、若いスタッフさんが応援ボートや大きな声でランナーに声援を送ってくれました。かなりの長時間です。暑いなかランナーより大変だったと思います。皆さんの声援がキツイレースで大きな励みになりました。本当に感謝です。ありがとうございました!
そして、猫ひろしさん!!レース後なのに、素敵な笑顔で写真撮影。ありがとうございました!!猫さんと走れたことは、とっても素敵な思い出になりました。次のレースも頑張って、東京オリンピックの代表になってほしいです!
最後に・・・
暑いなか、給水や応援のボランティアスタッフさんに、たくさん助けられました。大会運営に関わった皆さまに、無事に最後まで走れたことに感謝致します。ありがとうございました。