終盤を迎えている東京オリンピック。
昨日は2つの試合を観戦。どちらももらい泣きしてしまいました。
1つは、男子400mリレー。前回の銀メダルからかなり期待されたレースでしたが、金メダルを目指した攻めのレースに第1走者の多田選手から第2走者の山県選手へのバトンが上手く繋がらず、途中棄権となってしまいました。
残念でしたが、攻めた結果ゆえ。選手たちがどれだけ悔しかったか計り知れません。
レース後のインタビューに懸命に応えた4人。多田選手の悔しいであろうなか振り絞るように応える姿、走れなかった桐生選手、小池選手お二人の涙、そんな中、気丈に対応する山県選手。インタビューを聞いているこちらも本当に辛かった。
結果は残念でしたが、4人の想いは届いています。本当にお疲れ様、日本代表として走ってくれたこと誇らしく思っています。
2つ目の試合は、今大会からの新種目。女子のスポーツクライミング。
初めてスポーツクライミングをじっくり見ましたが、こんなに過酷なスポーツだとは想像以上でした。ものすごい長丁場の試合で、日本の野口選手、野中選手が苦しみながら懸命に、そして躍動する姿に見入ってしまいました。
今大会で引退する野口選手が銅メダル、野中選手が銀メダル、金メダルのスロベニア ヤンヤ・ガンブレット選手と3人で涙とともに抱き合う姿にもらい泣きしてしまいました。全選手の登りに見とれて長い時間見ていても、全然、飽きませんでした。
頭と身体を駆使し登る姿は、めちゃくちゃ格好いい。でも、自分にはできない競技だなぁ。
とにかく、凄いものを見させてもらいました。日本の野口選手、野中選手、決勝で戦った全ての選手達からたくさんのパワーを貰えました。素晴らしい戦いをありがとうございました!