第38回大山登山マラソン

大会参加レポが滞りまくっています。

泉州国際もまだ記録していないですが、まずは大山登山マラソンから。

 

結果から言うと、大山登山マラソン、ギリギリでしたが無事に完走できました!

 

3月12日、大会当日はスタート時は曇天、気温は高め、フィニッシュ地点もそんなに寒くなさそう。 

 

大山登山マラソンは、通常通りの開催は4年ぶり。伊勢原駅前の商店街も出店の準備が始まっていてお祭りモード。この感じ久しぶりです。

 

ゲストランナーが豪華で、道端カレンさん、福士加代子さん、大島めぐみさん、市川良子さん、赤羽有紀子さん、中村友梨香さん、重友梨佐さんと錚々たるメンバー。私がスタートした10時30分(3組に分けスタート)の第2グループでは、赤羽有紀子さんと市川良子さんが一緒にスタートしてくれました。赤羽有紀子さんとは4〜5kmぐらいですれ違い、周りのランナーさんとともにちょこっと声をかけてもらい、笑顔を頂いたのが嬉しかったですね。

 

そして、肝心のレースはというと、

 

坂道練習はしていたし、フルに向けて長距離練習もしていたから、参道ぐらいまで余裕ではないけれども、歩かずに行けるかなぁと高を括っていました。

 

その考えが甘かったことは、すぐに気づかされました。大山登山マラソンはそう甘くはなかった。

 

伊勢原駅前スタート後しばらくは、平坦なコースですが、徐々に緩やかな坂道へ。そして、永遠と登り。4kmぐらいまでは余裕はありましたが、坂道がキツくなるにつれ、脚がしんどい。

途中で、参道までの登りのロードが7kmあることを思い出した途端、足は止まりました。一度、止まるとダメですね。その後は何度も歩いてしまいました。

 

前回も途中歩いたけど、もう少し参道近くまで行けた記憶があります。やはり、かなり走力は落ちていました。

 

参道に入ると階段登り地獄が始まります。

 

もう、ここからはほぼ歩き。1610段の階段、キツイことこの上なし!

 

でも、無理はしないようにと、キツくなったらスペースがあるところを見つけては、他のランナーさんの邪魔にならぬよう、端に寄って立ち止まり休憩するの繰り返し。

 

それでも、登っても登っても先が見えない、休憩を入れても太腿はパンパンになる階段地獄に辟易しながらも、ただただ登るしかなく、修行僧の気分で苦しみに耐えていました。

 

長い長い道のりの果て、やっと上の方から応援の声やら鈴の音が聞こえてきました。やっと一筋の光が見えたよう。

 

だけれども、まだまだゴールじゃないのです。登っても登ってもまだ先が見えない。でも、ゴールはきっともうすぐと自分に言い聞かせ、忍耐の登り。

 

耐えに耐え、やっとフィニッシュゲートが見え、最後の一踏ん張りと行きたいところでしたが、もう太腿は限界。顔を歪めながら必死に登りで、やっとのゴールでした。本当に苦しかった。

 

ゴール後は、そのままゆっくり登り続け、大山阿夫利神社下社へ。ここで表彰式などが行われていましたが、そこはスルーしてタグを外し、参拝のための行列へ直行。無事に完走できたことの感謝の気持ちを伝え、やっとゴール後のお楽しみ、お粥とお汁粉配布エリアへ。

 

お楽しみではあったけど、この後、まだ走ることを考えて、今回はお粥だけいただきました。カップいっぱいに入ったアツアツのお粥は、あの苦しかった登りの後だからか、塩味もちょうど良く身にしみて美味しい。

 

食べ終えたあとは、身体が冷える前にと休む間もなくすぐに下山。急な男坂は相変わらず怖く、下り坂のロードでさらに膝に負担がきている中、帰りの道を間違えて3kmほど多めに走ってしまいましたが、フルマラソンのための最後の長距離練習としての位置づけだったので結果オーライでした。

 

ただ、着替え終わり、帰りはぐったりで商店街の出店に立ち寄る余力はなく、駅のベンチで遅めのお昼をいただき帰路につきました。

 

走っている最中や階段の登り、ゴールの後も、猛烈に『こんなにキツイのはもう懲り懲り、二度と大山には参加しない!』といつも思うのですが、このキツさを忘れた頃に、また、いつか走りたくなるんだろうなぁ。

 


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受付会場となっている伊勢原小学校


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会場の様子。中はもっとランナーで混雑していました。


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小学校入口で整列し、その後、スタート地点の伊勢原駅前まで移動します。写真は移動途中の商店街の様子。


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伊勢原駅前スタート直前。緊張は高まります。

コースは、伊勢原駅北口(一の鳥居前)~大山阿夫利神社下社までの9.0km。


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コースの途中でかろうじて撮影。


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苦しい中撮れたのは、この2箇所のみ。


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ゴール後、さらに登り大山阿夫利神社下社へ。


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久しぶりの大山阿夫利神社。やっとここまで来れました。


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大山阿夫利神社下社から見える絶景は、走ったあとだけに格別です。


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同じく大山阿夫利神社下社から見たフィニッシュ地点。


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ここまでの道のりは本当に長くて辛かった。


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まだ緩やかですが、帰りは、登りより急でハードな男坂がこの後待ち受けています。


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登ってきた坂道をひたすら下ります。


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沿道に綺麗に咲く花々が綺麗でした。


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コロナを乗り越え、大会開催をしていただいたこと、運営に関わったスタッフの皆様、ボランティアの皆様に感謝致します。そして、沿道での地元の方々のたくさんの応援に力を貰いました。大会に参加できたこと、走れる環境を整えていただいたこと、すべてに感謝です。ありがとうございました。