11月19日(日)に開催された川崎国際多摩川マラソンに参戦してきました!湘南前の調整レースとして去年に続き2回目の参戦です。
天気は晴れていましたが、去年と打って変わって気温が低く、少し風も出ていました。マラソンとしてはいい環境なのでしょうが寒さに弱い私にはちょっとこたえました。
張り切って8:45の整列時間とともに並んで、9:30のハーフスタートまで待ち時間が長く、かなり身体が冷えきってしまいました。段々と爪先の感覚が薄くなり、さらには太ももが冷えて変なつる前のような違和感が出る事態に。
嫌な予感はしましたが、とにかく走るしかない。9:30の号砲とともにスタートです。
走り始め、やっぱり身体が固まっていたのでフォームが硬い!
そして、3週間前にフルマラソンを走ったと思えないほど身体が重くて、スピードも上がらない。呼吸も辛い!不安を感じながらも、競技場を出て多摩川沿線道路を走ります。ここから河川敷に入るまでの区間がやたら長く感じました。二子玉川や東急田園都市線が見えてきて、二子橋の手前で河川敷に入っていきます。ここまで約3km。何故か左の足先だけ感覚がない!さらに強い不安がつのります。
河川敷に入ると、足元はアスファルトから砂利道に。昨日の雨のため河川敷のコースを一部補修してくれていたようで、砂がやたら多い場所がありました。砂に脚を取られ走りにくい区間がありましたが、なんとか耐えて走り続けます。そして、足元に気を取られている間にいつのまにか、足先の感覚は元に戻っていました。
5km地点通過、10km地点通過と走りは辛かったのですが、不思議といつもハーフのレースで感じる『長いなぁ~、まだまだ走るのかぁ』という感覚はありませんでした。
これも3週間前にフルマラソンを走った賜物です。
給水は水とスポーツドリンクを出してくれていて、ちょうど良い間隔でエイドが設置されていました。寒さで走る前にほとんど水分をとっていなかったので、前半はエイドがあるたびに寄らせてもらいました。
ガス橋を過ぎて12km手前か過ぎたあたり(すでに記憶が薄れている!)に折り返し地点があり、ここからが後半戦ですが、まだまだ走りが硬いし身体が重い。いまだしっくり走れませんでした。
平間中学校吹奏楽部による応援を受け少し元気をもらいながらひたすら足元に集中して走ります。
フルマラソンを走っているとは言え、やっぱりハイペースで20km以上ノンストップで走り続けるのはキツイ。今回は1人で参戦ということもあり、友人とすれ違ったり、応援してもらったりと走りを変えられる刺激もなく辛い区間が続きます。そんなこともあり、14km過ぎと17km地点のエイドでは水を頭からかぶって、落ちそうになっていた気持ちに刺激を入れました。
やっと身体がスムーズに動き出したなぁと感じたのは17km過ぎたあたりから。
自分のペースで走れているという爽快感をやっと感じられました。
そして、河川敷を出て多摩川沿線道路へ。ここからは少しペースアップ。1kmごとに設置されている距離表示の看板を目指します。
19km、そして20km手前で競技場に向かうため右へカーブ。ここからは、応援も多くなり力を貰いながら走ります。競技場に入る手前で手を振って応援してくれていた学生さんたちに手を振り返す余裕が少し出ていました。でもスピードアップしているので走りは苦しい。
実はここからが長いんです。競技場に入るまでも長いし、競技場に入るとさらに3/4周ぐらいトラックを走らねばなりません。
それでも、等々力競技場の綺麗なトラックに入るとテンションが上がります。最後のラストスパートです!スピードが思うように上がりませんでしたが顔を歪めながら必死に走り、無事にゴール。
タイムは自己ベストには届きませんでしたが、1時間44分台。上出来です。
ゴール後、並ぶことなくすぐに記録証を発行してもらい、フロンターレのマスコットキャラクターふろん太くんと記念写真を取ってもらってから、着替えに戻りました。
今回も練習不足を痛感です。湘南まであと2週間ですが、やれるだけのことは頑張りたいと思います。
〈大会情報〉
次回参加のために忘れないよう記します。
☆アクセス
武蔵小杉駅からバス利用。
武蔵小杉駅に7:40前に到着。7:44のバスに間に合うと思っていましたが、たくさんのランナーさんたちが並んでいて、数人前で乗れず次のバス待ちに。バス待ちを想定して自宅を出る時間を調整した方がよい。
さらに最寄りのバス停から競技場までは5分弱ぐらい歩く。
帰りは武蔵小杉駅まで歩いて帰る。徒歩20分弱ぐらい。
☆更衣室
屋外にテント設置。相変わらず、アスファルトの上にシートを引いただけなので、強力な足つぼ刺激状態。移動も立って着替えるのも辛かったです。
☆荷物預かり
ゼッケンと荷物に着ける番号札を確認。早めに行ったからかスムーズ。ハーフの部門だけ?荷物は棚におけました。置いた場所に自分で取りに帰るので、置いた場所は覚えておかないといけません。
☆トイレ
競技場内のトイレを利用。数も多く、何ヵ所かあるので混雑なし。
☆整列からスタートまでが45分と待ち時間長い。エアロビクスによる準備体操あり。ゆっくり並びに行ってもいいかもしれません。
スタート前の整列。まだランナーも少ないです。
巨大スクリーンを見ながらエアロビクスと開会式に参加しました。
川崎フロンターレの本拠地でもある等々力競技場。ここを走れるのも川崎国際多摩川マラソンの魅力です。
最後の競技場に入るまでのコース。競技場が見えてから長いので、コースを知らない去年はここで心が折れそうになりました。
この先が競技場内になります。
ゴール後、こちらで記録証を発行。まだランナーも少なく並ばずにいただけました。
最後に、
今年も無事に走ることができたことに深く感謝致します。大会に関わったすべての皆さま、たくさんのサポートありがとうございました。