聖火がいよいよスタートしました

聖火リレーに関わる一人として、東京大会が中止や延期になる可能性はありますが、記録としてここに残しておきたいと思います。

 

3月12日、聖火がいよいよ動き出しました。

 

東京オリンピック2020聖火の採火式が12日にギリシャ南部の五輪発祥の地・オリンピアで行われ、太陽光から集めた火が、聖火としていよいよランナーにより動き始めました。

 

 

採火式後の第1走者を務めるのはギリシャの射撃選手で2016年のリオデジャネイロ五輪で25メートルピストルの金メダリスト(10メートルエアピストルでも銅メダルを獲得)のアンナ・コラカキさん。初の女性での第一走者として歴史に名を刻みました。

 

そして、第二走者は開催地のランナーが務めることになります。

 

その誇らしき日本代表である第二走者は、アテネオリンピック女子マラソン金メダリストの野口みずきさんです。野口さんが走っている映像を見て、いよいよ東京オリンピックに向けた聖火リレーが始まったんだなという思いとともに、どこまで聖火をつなげられるのか?という不安を強く感じています。果たして、東京まで希望の火は辿り着くのだろうか。

 

ヘラ神殿で採火された聖火は、このあと1週間に渡りギリシャ国内での聖火リレーの後、2020年3月19日(木)に アテネパナシナイコスタジアムにて聖火引継式が行われ、聖火特別輸送機“TOKYO 2020 号”にて2020年3月20日(金・祝)に宮城県にある航空自衛隊松島基地に到着する予定です。