大会前日にコースの下見も兼ねて、世界一長い木造歩道橋「蓬莱橋」を案内してもらいました。
この橋、走るコースの途中にあるのですが、走っているときは気づかなかったなぁ。
その後、温泉に美味しい料理にと、翌日フルマラソンという気がしないほど、普通に旅行にきたみたいで楽しく過ごせました。
大会前日にコースの下見も兼ねて、世界一長い木造歩道橋「蓬莱橋」を案内してもらいました。
この橋、走るコースの途中にあるのですが、走っているときは気づかなかったなぁ。
その後、温泉に美味しい料理にと、翌日フルマラソンという気がしないほど、普通に旅行にきたみたいで楽しく過ごせました。
折り返し地点から再び走りはじめ、次に目指すは、さきほどの友人のいる23km過ぎ。
目標があると辛さもなんとか耐えられるものです。
23km過ぎに到着し、友人を探しますが見当たらず、諦めかけて途中にあったエイドで水分とバナナを頬張りながら歩いていたら、ばったり友人に遭遇!
口の中でバナナをモグモグさせながらハイタッチしてもらい再びパワーをもらって走りはじめました。
そして、ここからがさらに辛かった!『あと1km先まででいいから頑張ろう!』となんとか自分を奮い立たせ、先に進みます。
途中、雨が強くなったり、足元が川状態になっていて、気にならなくなっていた靴がまた水没してぐっしょりになったり。30kmになかなかたどり着きません。
こんなに強い雨の中、こんなに長時間走り続けるのは初めての経験。雨自体は辛いとは感じませんでした。
脚はキツくなっていましたが、台風の中のランが、辛いながらも段々となんだか楽しくなってくるぐらい。
河川敷でも、所々で強い雨の中、応援してくれていた皆さまには感謝とともに凄いの一言!とくに15kmあたりにいた風船をたくさんつけて1人で応援してくれていた女性の方にはものすごく力をもらいました。この方がとっても凄いのは折り返して帰ってきた時もまだ応援を続けていてくれたことです。本当にありがたいですし、尊敬します。
後半は応援を力にしながら、耐えて耐えてなんとか30kmに到着。
30kmの計測地点を越えたところで一旦小休止。エネルギージェルをチャージして、長めにストレッチをしました。
そして、再びスタート。次の目標は、もちろん、33km付近にある大井川名物の大エイドステーションです。
不思議と31km・32kmあたりは辛さを忘れ本当に楽しくなってきて、あまり脚をあげないように自分なりの省エネとして、すり足ぎみで走る戦法でいこうと、水溜まりをシャアシャアと掻き分けながら、変なテンションで走っていました。
周りのランナーが苦しんでいるのを横目に変なテンションになっている自分がさらに楽しくなっている始末。まぁ、ちょっと辛いのが気にならなくなって良かったと言えば良かったですが。
そして、33km過ぎ、いよいよ大エイドステーションに到着です。
ここで大きな決断をしました。大エイドステーションをスルーすることに!
大エイドステーションとっても楽しみにしていました。本当は、ゆっくり立ち寄りたかったんですが、止まると脚が動かなくなりそうで、心残りでしたがスルーすることを決断。
チキンラーメン、まんじゅう、静岡おでんなどなど、たくさんの美味しそうな給食を横目に見ながら、先に進みます。
ここからは、上流38km地点の折り返し地点が目標。相変わらず、すり足走法で行きますが、川のようになったコースが多くなり、ももを挙げねばならず走りにくくなってきました。
そして、残り6kmあたり、36km地点の看板が見えたあたりから、ストライドを大きくして少しスピードアップ。早いかなぁと思いながらも、このままゴールまで走り抜くことを決意。
呼吸は苦しくないけど、脚が辛くて呼吸が荒くなります。
やっと38km付近の折り返しに到着。『あとは走ってきた道を戻るだけ!』と自分に言い聞かせペースを維持。
ここからの1kmは今まで以上に半端なく長く感じ辛い区間になりました。もう気持ちだけで走っていました。
そして、走って走ってやっと見えてきたゴール付近。応援の人も多くなり、『あともう少し』と思いながら必死にラストスパート。辛くて呼吸はさらに荒くなり顔は歪みっぱなしでした。
そして、やっとゴール!長い長い42.195kmの旅が終わりました。MCの方が『笑顔でゴールして!』と言っていましたが、両手を挙げるのが精一杯でした。
スタート前は台風という最悪な条件の中、フルマラソンを完走できるなんて思っていませんでした。
強い雨の中でもランナーのために、長い時間、準備して暖かい声をかけてくれたボランティアの皆さま・学生さんたち、熱い応援をしてくれた皆さま、そして、危ぶまれた大会自体を開催してくれた運営スタッフの皆さま、大会に関わったすべての方々の支えなくして完走はあり得ませんでした。本当に感謝しかありません。ありがとうございました。
今回は台風のフルマラソンになってしまいましたが、しまだ大井川マラソンは心に残るとっても素晴らしい大会でした。
30km計測地点。唯一、レース中に撮った場所です。ここで長めに休息を入れました。
30kmから先のコース。
30km地点の大井川。かなり水位はあがっています。
ランナーの皆さんお疲れ様でした。
ゴール後、この先のテントで記録証と参加賞を受け取りに。しかし、この後も地獄が待っていました!足元がドロドロ泥まみれの悲惨な状態に!そばを歩いていた年配の男性ランナーさんが『これじゃ罰ゲームだよ!』と私の心の声を代弁してくれました。たぶん私も声に出てたと思います。でも、これもいい思い出。そんなドロドロ状態の中、笑顔で声をかけてくれた学生さんたちには感謝です。
10月29日(日) 大会当日
台風22号による大会開催の判断は予定より早めに出ていたようで、中止のつもり満々だった私は、友人のメールで開催することを知りました。この段階でフルマラソンを走るという緊張感は全くなし!
藤枝駅近くのホテルに前泊し、友人のさらに友人に当日は車で会場近くまで送っていただく予定だったので、ホテルを出たのはゆっくり7時半過ぎ。
藤枝駅から会場までは30分もかからず、雨のためぎりぎりまで車内で待機させてもらい、コンビニでトイレも済ませられ、車内で荷物の準備をしたりととっても助かりました。
そして、いよいよ会場へ。雨の中、荷物預け場所を探すのに手間取りながらも、無事に荷物を預け、ここからは友人たちと別れてそれぞれのブロックに並びます。今回私はBブロックからのスタート。
スタートまでの待機中。雨は小雨になったり、強まったり。寒くないのがせめてもの救いです。さほど待つこともなく、緊張感もないままあっという間に9時。いよいよフルマラソンスタートです。
スタート地点は数分で通過。はじめは走りにくさもありましたが、追い抜かなければならないほどの遅いペースではなく、ストレスはほとんどありませんでした。
スタートから約4.5kmまでは市街地を走ります。街では応援の方々が雨の中たくさん出てくれていて、爽やかに走れていました。雨が強くてもこの辺りはまだ気にならず、雨仕様で薄手のウィンドブレーカーを着ていたため、雨よりも暑さが気になりました。しばらくこの暑さを我慢していましたが、寒くないし濡れてもいいかと安易な考えから、河川敷に入る前に、ウィンドブレーカーを脱いでしまいました。これが大きな失敗でした。
脱いで間もなく雨は強くなり、あっという間にTシャツはビショビショ。これがまた重いんです!身体にまとわりつく不快感と、濡れたTシャツの重さで走りにくい!
さらに、河川敷に入りしばらく走ると、なんと水溜まりどころか川のようになったコースが出現!もも上げしないと前に進めません。ジャボジャボと脚を上げながら進みます。もちろん靴は水没状態。もう、笑うしかありません。
それでも、コースは友人に教えてもらっていた通り、混雑することなく、程よくランナーがバラけていきとっても走りやすい。
Tシャツや靴が最悪の状態でしたが、雨により呼吸はとっても楽でした。
さらに走り続け10km地点に到着。この辺りで、一旦ストップして河川敷にある休憩所みたいな屋根のついたところに入り、濡れたTシャツを絞って手に持って邪魔だったウィンドブレーカーを着て、エネルギージェルでパワーチャージ。再びスタートです。
実はこの先からがものすごく辛い期間でした。17か18kmあたりのフルーツエイド付近に友人が応援で待っていてくれる予定だったので、まずはそこを目指してひたすら走ります。とにかく18kmまでとてつもなく長く感じました。
そして、なんとかフルーツエイドに到着。いろいろなフルーツがあったみたいですが、余裕がなく一番最初に出してくれたミカンをいただきました。
エイドを越えて、さらに友人を探しながらさきに進むと、左手に友人発見!写真を取ってもらいながら、応援に元気をもらいます。ここから少しパワーと気力復活。辛いながらも走りに活気が戻り、なんとか折り返しの20.5km地点にたどり着きました。
ここで、一旦流れから離れて小休止。ストレッチとエネルギージェルでパワーチャージ。そして、再び長い長い復路へ向かって走り始めました。
長くなるので、続きはレポ2へ。
今月初めに届いていました。なんだか封筒が薄っぺらいなぁと思っていたら、なんと参加賞Tシャツと案内の送付が2回になる旨の通知書が入っていました。
送付が2回?横浜マラソンの件もあるし、そこにも一抹の不安を感じましたが、一番ショックだったのは参加賞Tシャツ。
湘南のTシャツは格好いいので好きだっただけにかなり期待して待っていたんです。なのに・・・今回のデザインにかなりショックを受け、モチベーションが上がるどころか、ただ下がり。好みの問題もありますが、う〜む。
体調不良に追い討ちをかけて意欲がなくなってしまった出来事になってしまいました。
バッグプリントはこんな感じ。生地はいいんだけど。
昨日と打ってかわって台風一過の快晴となりましたが、外はかなりの強い風。気象庁からは木枯らし1号の情報がでました。これから段々寒くなるのでしょうか。
ずっと雨が続いていたので、風が強くてもキレイな青空を見ると走りたくなるのはランナーの性ですね。
脚はまだバリバリで足裏も違和感があります。昨日は帰路の電車の中から筋肉痛がありましたが、帰ってからは右の脛の外側が猛烈に痛くて、脚が上がらず、浴槽をまたぐのに一苦労しました。
今朝もまだ脛の痛みは残っていましたが、夕方にはかなり回復、そのかわり太もも裏側のハムストリングスの筋肉痛と足裏の違和感が目立ってきました。なぜか今回は太ももの前側は全く痛くならなかったのは不思議です。
無理をせず、数日休みを入れて調整し、上手くいけば今週中には練習を再開したいと思っています。
昨日29日に開催されたしまだ大井川マラソンinリバティ、台風22号が接近し大荒れの悪天候となりましたが、無事に開催されました。
私にとって今年初のフルマラソン。10月は雨が多くて思うような練習ができないなかで走りきれるのか不安もありました。そこへ台風です。前泊のため前日に静岡入りしてから、同日開催の横浜マラソンの中止を知りました。
河川敷のコースで川にかなり近いところも走る大井川マラソン。川が氾濫すれば中止必須の中、横浜のこともあり気持ちも中止の方向へ向かって前日を過ごしましたが、朝6時半ごろの大会運営側の開催の最終判断には、参加したランナーとしては頭が下がる思いです。
レース中は、時折、雨があがる時間帯もありましたが、ほとんどの時間雨。強い雨が身体を打ちつけ、河川敷特有の強い風、そして、何よりも水溜まりというより川のようになったコースに脚を取られ、靴が重くなるほどぐっしょりになり、足が冷えきってしまう最悪の環境の中、なんとか無事に完走できました。
しかもこんな悪条件の中、自己ベストを更新!
念願の公式タイムでの4時間切りです。
タイムは狙っていませんでした。とにかく怪我なく無事に完走したい。ただそれだけでした。途中からは時計すら見ることを止めました。
それだけに、結果を知ったときは、驚きとともに嬉しかったです。
台風の中、たくさんのボランティアの方々(たくさんの学生さんたちもいました。本当にありがとう)、応援してくれた皆さま、雨の中、ランナー以上に大変だったと思います。長い時間、私たちランナーを支えてくれたことに心から感謝致します。
今年は台風に当たってしまった、しまだ大井川マラソン。フルマラソンというよりサバイバルマラソンみたいで、違った意味で楽しめました。いい経験であり、新しい出会いもあり、いい思い出がまたひとつ増えました。
測定ポイント:スプリット (ラップ ) ※通過時刻
Start :00:01:02 ※09:01:02
10km:00:51:38 (0:50:36) ※09:51:38
20km:01:41:59 (0:50:21) ※10:41:59
30km:02:37:05 (0:55:06) ※11:37:05
40km:03:36:40 (0:59:35) ※12:36:40
Finish:03:48:11 (0:11:31) ※12:48:11
大型の台風21号が関東を直撃しています。朝の通勤に大きな影響が出ており、私ももれなく巻き込まれている次第です。いつもより40分近く、最寄りの駅に着いているのに全く電車が来ません。果たして、仕事に間に合うのやら。
雨が止んでいることだけがせめてもの救いですね。