日曜日に『荒川アンダーザブリッジTHE MOVIE』をMOVIXで観てきました。
荒川河川敷を舞台にここに住み着いたいろんなキャラクターの住人とこの河川敷を開拓しビルを建てようとする会社の御曹司との交流、友情、恋のお話。
まず、荒川は去年脚を怪我した大会で河川敷を走ったのが初めてでしたが 見たことのある風景に映画を見ていてなんだか懐かしく感じられました。
映画に出てくるキャラクターはまさに個性的。カッパの村長 、星型の顔をしたロッカー、金星人の少女などなど、とくに村長(カッパ)は小栗旬君が演じていたらしくエンディングまで全くわかりませんでした。
若い人向けなのかもしれませんが年配の方もちらほら。
私はテレビドラマも原作も知らないまま行ったので、期待していたよりもエンターテイメントとして楽しく観れました。
〈作品紹介〉
あらすじ
大企業の御曹司・市ノ宮行(林遣都)は、最も恐れている父親 積(上川隆也)から荒川地区再開発の妨げとなる不法占拠者の一斉退去を命じられる。
視察のため荒川に赴いた行は、荒川河川敷の住人であるステラ(徳永えり)と鉄雄(末岡拓人)、鉄郎(益子雷翔)に「ボンタン狩りじゃい!」と襲われ、ズボンを奪われ川に落ちるというトラブルに巻き込まれるが、自らを「金星人」と名乗る金髪でジャージ姿の美少女ニノ(桐谷美玲)に助けられる。
「他人に借りを作るべからず」という積から教え込まれた市ノ宮家の家訓に従い、ニノへの借りを返すために「私に、恋をさせてくれないか」と言うニノと恋人になる行。視察も兼ねて荒川に居座ることにした行だが、ここに住むためには村長に名前を貰う決まりがあるという。ニノに連れられて村長に会いに行くと、そこにはどう見ても河童の着ぐるみを着た村長(小栗旬)がいた。そして"リク"という新しい名前をつけられる。ほかにも、星型のマスクをかぶったロックミージシャンの星(山田孝之)、シスターの恰好をして銃を持ち歩くシスター(城田優)、村のために酪農しているドSなお姉さんマリア(片瀬那奈)、変わった髪形で農場を営むP子(安倍なつみ)など、河川敷の住人は奇怪な恰好をした常識はずれな人たちばかりだった。
最初はとまどいながらもいちいちツッコミを入れるリクだったが、村人全員で踊る河童体操に参加したり、自分を受け入れてくれる「リク歓迎パーティー」に感動したり、どこか儚げなニノに惹かれるようになるにつれ、住人たちのこれまでの生き様を知り、自分の居場所が河川敷にあると思うようになる。星と憎まれ口を叩き合いニノとデートをしたりするほんのわずかな、ささやかで幸せな日々が続く。しかし、一斉退去の期日は刻一刻と近づいているのだった。
キャスト
林遣都、桐谷美玲、小栗旬、山田孝之、城田優、片瀬那奈、安倍なつみ、井上和香、高嶋政宏、上川隆也
監督:飯塚健
原作:中村光
主題歌:ザ50回転ズ
上映時間:115分
公開日;2012年2月4日
上川隆也さんや高嶋政宏さんのベテランのブレない演技が良いスパイスになって作品を引き立てていたように思います。