映画『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』

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本日公開のチーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像を観てきました!

先日まで放映されていた、チーム・バチスタ螺鈿(らでん)迷宮も毎週楽しみに観ていました。

そして、いよいよファイナル。

ドラマ同様楽しめました。チームジェネラルも健在、螺鈿迷宮からの続き、すみれ先生との流れもドキドキしながら、最後までチームバチスタらしくて、良かったと思います。ちなみに白鳥との対決の後、最後に見せたすみれ先生の患者と真剣に対峙する表情が暗い闇の中から解き放たれ、少しだけ元のすみれ先生に戻れたように感じ、なんだか少しホッとしました。


竹内・阿倍コンビのチームバチスタより、私は断然、伊藤・仲村コンビが好きです。心優しき田口先生とハチャメチャだけど芯の強さがある白鳥はこの二人にしか見せられない。「チーム・バチスタの栄光」、「ジェネラル・ルージュの凱旋」、「アリアドネの弾丸」、「螺鈿迷宮」と続いた4作のドラマシリーズとファイナルとなる映画、どれも飽きさせない内容を長年見せ続けてきたことは、本当にすごいことだと思います。それは、この二人のコンビがあってこそ。


ファイナルとかかげていますが、願わくば、またドラマやスクリーンに戻ってきてほしいですね。


《作品情報》
あらすじ

国際Aiセンター(Ai=オートプシーイメージング:死亡時画像診断)発足の目玉として導入されたMRIリヴァイアサン”。顕微鏡レベルの解像度を誇り、まさに現代医療の怪物としてふさわしい巨大な機器は死因究明システムの飛躍的進歩の象徴として世間から大きな注目を集めていた。国と自治体、東城医大が三位一体で取り組む死因究明システムの一大改革に、田口と厚生労働省でAi導入を推進する白鳥が奔走。こけら落しとなる大講堂でのシンポジウムは後10日。そんな中、東城医大に一通の脅迫状が届く。


「三の月、東城医大病院とケルベロスの塔を破壊する」


ケルベロスとは、ギリシア神話に登場する”三つの頭をもつ冥界の番犬。“死への入り口”、つまり、Aiセンターを意味する。


いったい誰が、何の為に?疑惑と謎を抱えながら真相を突き止めようとするバチスタコンビ。


時を同じくして、司法解剖では死因が判別できない前代未聞の集団不審死事件が発生。その中には白鳥のよく知る人物が。


Aiセンター始動の日……医学界の根底を大きく揺るがす“最悪な日”が幕をあける。


監督:星野和成

脚本:後藤法子


原作:海堂 尊『ケルベロスの肖像』(宝島社刊)


〈キャスト〉
伊藤淳史/仲村トオル/桐谷美玲/松坂桃李/西島秀俊/戸次重幸/木下隆行/利重剛/加藤あい/名取裕子/栗山千明/生瀬勝久



土曜日の午後、しかも公開初日でしたが、思ったより激混みではなく、しかも、みんな真剣に映画に見入っていたので、最後まで集中して楽しめました。

外に出ると、夕方なのにあったかくて上着がいらないくらい。ここ数日の暖かさに近くの川沿いの桜もちらほら咲き始めていました。


いよいよ春本番ですね。

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