映画『脳内ポイズンベリー』

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今月は観たい映画が目白押しですが、なかなか公開すぐに行けず、そのうちの1本を昨日やっと遅い時間の回で観てきました。


三十路女性の恋愛・行動を脳内の会議で決める、ネガティブな人、ポジティブな人、気持ちに素直な子(衝動)、なかなか発言しない書記(記憶)、優柔不断な議長(理性)と頭のなかはいつもごっちゃごちゃ、なかなか面白い視点で描かれていて、楽しく鑑賞できました。


そこそこ恋愛経験を踏んできた女性の重くなりがちな心情をコミカルに描き、ゲラゲラ笑える感じではありませんが、たまにクスッとくるような、ちょうど良いコメディ感が心地良い作品に出来上がっていたと思います。


なんと言っても、好きな俳優さんばかり。それに、クリープパイプのエンディングも良かったです。


《作品情報》

ストーリー

携帯小説の作家として生計を立てている櫻井いちこは、飲み会で出会って以来気になっていた青年・早乙女と偶然にも再会を果たす。彼女の頭の中では、「理性」「衝動」「記憶」「ネガティブ」「ポジティブ」という5つの思考がせめぎあい、声を掛けるか否かで会議を繰り広げはじめる。その結果、早乙女を食事に誘ったいちこは彼の部屋にまで押しかけて肉体関係を結び、やがて2人は付きあうことになるが…。


〈キャスト〉
真木よう子
西島秀俊
古川雄輝
成河
吉田羊
桜田ひより
神木隆之介
浅野和之


〈監督〉佐藤祐市
〈原作〉水城せとな
〈脚本〉相沢友子

〈上映時間〉121分

〈公開日〉2015年5月9日(土)


〈鑑賞劇場〉
多摩センターイオンシネマ 21:10の回