言葉の力

言葉や思考は、いい意味でも悪い意味でも身体に大きく影響します。

また、強く思ったり、思い続けることが、良い結果や悪い結果に結びつくことも多々あります。

最近読んだ本、『できる人の脳が冴える30の習慣 』(米山 公啓 著)の中でも、『ネガティブな言葉は脳の働きを悪くする』ということが書かれていました。

例えば、『疲れた』とか『しんどい』とか、後ろ向きなことを言葉に発すると、脳が刺激され、精神の安定に関与する神経伝達物質セロトニンが減少するのだそう。そして、言った本人だけでなく周りにいる人にも影響するらしいのです。

脳科学的にも、ネガティブな言葉が身体(脳の機能)に影響を与えていることが証明されているわけです。

嫌なことやしんどいことがあっても、上手く前向きに切り換えるということが大事なんですね。

やっぱり、反省はすれどくよくよといつまでも後ろ向きなこと(これ、いつもの自分です)は、言葉でも思考でも前には進めない、成長できないってことでなんですね。

辛いことも楽しめたり、糧にできるだけの度量ができたら、もっと人生を楽しめるんでしょうが、まだまだ未熟な自分には出来ていません。それができないのも人間くさくていいのかもしれないのですが・・・。

とにかく、発する言葉は、よく考えて大事にしたいものです。