舞台 シス・カンパニー公演『寿歌(ほぎうた)』

昨日、今年初の舞台を観てきました。新国立劇場は久しぶり、そして、小劇場は初めてです。


小劇場は、小さめの空間ですが、結構奥行きがあって縦に長い感じになっていて、今回は1階の後ろから3列目、しかも端っこの通路側、残念ながらあまり良い席ではありませんでした。


内容はというと・・・。

う〜〜〜ん(∋_∈)・・・という感じです。


いまいち言いたいことやテーマがわからず、今回も最後まで話に引き込まれることなく終わってしまいました。

そんな感じなのに、やっぱり劇場が寒くて途中舞台の内容よりもトイレに行きたくなってしまい集中もできず。


席が舞台から遠くて俳優さんの表情が全く見えないし、全体的に残念な感じでした。



ただ、戸田恵梨香さんが想像以上にパワフルな演技でびっくり。そして透き通った声で歌(寿歌)も披露してくれました。彼女の役者としてのパワフルさを感じることができたのはとても良かったです。


今回は昼間の公演を観劇、公演時間も80分と短め、明るいうちに帰路につけ寒さが増す前に帰れました。


〈あらすじ〉

核戦争ですべてが廃墟と化した街に、リヤカーを引いた旅芸人のゲサクとキョウコがやって来る・・・。 二人の頭上には、まばゆい光を放ちながら核ミサイルが飛び交い、追いかけてくる低い破裂音が世界の終わりを告げていく・・・。 そこに、どこからともなく、不思議な芸をあやつるナゾの男・ヤスオが現れた。 出会った三人は、あれやこれやの"エエカゲン"な会話を繰り広げながら、焼き尽くされた滅びの荒野を共に旅することになるのだが・・・・。”



作;北村 想
演出;千葉哲也

出演
ゲサク;堤真一
キョウコ;戸田恵梨香
ヤスオ;橋本じゅん

公演日程
2012年1月5日〜2月2日


最近、心を鷲掴みされるぐらい、ぐっとくる作品になかなか出会えません。良いキャストが揃っていても、好きな俳優さんが出ていても必ずしも良い舞台(好きな舞台と言った方がいいでしょうか)とは限らないので、観に行く舞台を選ぶのって難しいですね。