第7回 伊豆稲取キンメマラソン2024


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6月参戦したレースもう1本は、5年ぶり3回目の参加になる伊豆稲取キンメマラソンです。

1か月以上経ってしまいだいぶ記憶が消えかかっているので、思い出せるところまでなんとか残しておきます。

 

6月9日(日) 大会当日

本当は熱海に前泊する予定でしたが、やはり前日はゆっくり休みをとろうと、ホテルは早い段階でキャンセル。当日は始発列車で現地に向かいました。

3時起床、前日のうちに持ち物の準備は済ませておいたので、慌てることなく自宅を出発。4:44始発の京王線に乗り込み、橋本から茅ヶ崎経由で伊東へ。そこから伊豆急行に乗り換え、伊豆稲取へは8:31に到着。

人気大会なだけに、しばらく参加しない間に参加人数も多くなり、大会の流れもいろいろ変わったようで、受付、更衣、荷物預けは、駅から歩いて行けるゴール地点の東伊豆町役場に変わっていました(こちらは電車の方のみ。車の方やエンジョイランの方は場所が違います)。

東伊豆町役場で着替え、荷物を預け、ここからシャトルバスでスタート地点(伊豆スポーツヴィラエリア)へ向かいます。

 

スタート地点到着後、恒例のエイドに立ち寄りましたが、楽しみにしていた『くるみやまびこ』は並んでいるようだったので諦めて、珈琲のみいただいて一息。

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その後、あまりのんびりする間もなく、9:30に開会式がスタート。

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大会アンバサダーのLiLiCoさんの挨拶や少し身体を動かしたりして、いよいよ10:00ハーフマラソンがスタートしました。

スタートしばらくはクロスカントリーのコースになります。足元が不整地で不安定なため、慎重になり足元ばかり見てしまいますが、でも、普段はロードしか走っていないので、クロスカントリーコースを走れるのは楽しいですね。

適度にアップダウンもあり、身体が走り慣れてきたころに、クロスカントリーコース途中の景色が抜群の地点で写真撮影。


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先に進み、公道に出るといよいよ地獄の坂道コースに入っていきます。

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キンメマラソンのこの地獄の坂道コース、高低差もそうですが、登りの距離がとにかく長いんです。しかも、やっと下れると思ったら、また、次の登りがやってくる。この繰り返し。げんなり坂もさらに距離が伸びたコースになっているし、本当にキツイのです。

それでも、下りはゆっくりちょこちょこ走り、登りはひたすら足元を見て我慢の走りで、一度たりとも歩きませんでした。

薄れた記憶では、確か、げんなり坂の後半で、LiLiCoさんがミニトマトを持って応援してくれていたと思います。『げんなり坂、お疲れ様!』というような声をかけていただきました。LiLiCoさんからプチトマトをいただき、少しパワーアップ。坂道でグロッキーだった脚も復活です。

ここから先は、徐々に住宅エリアに入り、町の皆様の応援も増えて、元気をもらいながら走れました。応援へお礼を言ったりしながら、苦しいというより楽しかったなぁ。

この頃からだと思います。段々、10:40にスタートした10kmのランナーさんが混じってきました。10kmのゆっくり走っているランナーさんたちなので、ハーフマラソンの私たちのペースと合わないんです。しかも並んで走っていたりするので、避けるのに余分な力を使ってしまいました。

さらに進むと、住宅エリアから海へ、海岸線のコースに入ります。


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海岸線のコース上にあるホテルのスタッフの皆様が、沿道に出て応援してくれていました。本当に有り難いし、元気をもらえます。

海岸線コースを折り返し、この先はゴールエリア方面へ向かう前に、一旦戻ってくるりと周って、途中、ホテルの敷地内を走るコースがあるんですが(解りづらいてすね)、このホテル内の短い急坂がめちゃくちゃ苦しいのなんのって。とにかく脚が動かないし前に進まないのです。10kmのランナーさんは歩いている人が多かったかな。

やっと登りきり、公道に出て下り、もとの海岸線コースへ。ここからはゴールエリア方面へ向かうのみ。しばしアップダウンが少ないコースが続きます。

そして、ゴール地点を横目に通り越し、ここからが勝負どころ。最後の苦しい登りに入っていきます。

すでに脚は疲労困憊な上、登り坂です。脚はなかなか前に進みません。それ故、余計に先が長く感じ、走っても走っても、折り返し地点が見えてこない。

それでも、ただひたすら足元を見ながら前に進むのみ、最後の長い苦しみに耐え、やっと折り返し地点に到達。

あとはゴールまで下るだけ。ここからは、スピードアップで、長めのラストスパート。

折り返しから先がまだ長いのはわかっていましたが、スピードアップした状態を維持したまま、呼吸も苦しいけど踏ん張りました。

そして、ゴール地点が見えてきました。気を緩めず、最後の力を振り絞りさらにスピードアップし、無事にゴール。

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久しぶりのキンメマラソン、本当に地獄の苦しみでしたが、温かい応援に支えられ、素敵な景色に坂道ハードコースの苦しみさえも楽しんで走ることができました。

 

ゴール後の冷たいおしぼりは、熱くなった身体を冷ますのに気持ち良く、本当に有り難いし、嬉しい心遣いです。

 

おしぼりで落ち着いたあとは、荷物を引き取り、ゆっくり着替え、東伊豆町役場に隣接する漁協直売所こらっしぇへ。こちらで、氷の入ったいちごジュースを購入し、ゴール付近で腰を下ろして、持参したおにぎりを食べながら、しばらくのんびり。ぼんやりとゴールするランナーさんたちを眺めながら、身体も気持ちも落ち着いてから帰路につきました。


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最後に、

熱い中、大会運営に関わったボランティアの皆様、運営スタッフの皆様、ランナーを温かく見守りたくさん応援してくださった地元の皆様、楽しく、そして怪我なく無事に走ることができました。深く感謝致します。ありがとうございました。


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伊豆稲取駅にて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


10:40
10km スタート