昨日、地元の映画館21時の回で観てきました。
この作品、原作も読んでいないし、内容も予告で見た程度で、実はあまり期待していなかったのですが、予想を大いに反してムチャクチャ良い作品でした。ゴールデンウイーク期間に公開された作品の中で、私的には1番のお気に入りです。
最近多い(そう感じるだけ?)テレビドラマにちょっと毛が生えたような安っぽい作りではなく、オープニングの構成(見せ方というか・・上手く言えません)は一気に気持ちが持っていかれる程、めちゃくちゃかっこいいし、NASAでヒビトを乗せたロケットの打ち上げシーンはその場で見ているかのような音、大迫力で体がぞわぞわ〜っとしました。これぞ映画!映画の醍醐味を存分に味わえました。この作品、映画館で見るのがおすすめです。
また、それに加え、今回も小栗旬さんがダメな兄を好演していました。そして、熱い気持ちを伝える演技はさすがです。
涙あり笑いあり、ものすごく楽しめました。夢であったり1つの事を深く追求することの大変さは身をもって知っている(つもり?)ので、後半また感情移入し泣いてしまいました。チャンスがあれば、是非、もう1回劇場へ観に行きたいです(^O^)
〈作品情報〉
ストーリー
宇宙に魅了され 毎日宇宙のことばかり考え星空を追い続けていた兄弟がいた。天然パーマの兄、南波六太(ナンバ・ムッタ)とツンツンヘアの弟、南波日々人(ナンバ・ヒビト)は、幼いころ、月に向かうUFOを目撃し、2人で一緒に宇宙に行こう!と約束を交わす。それから、19年後ヒビトは約束通り宇宙飛行士となり、世界中の注目を集めながら間もなく月へ旅立とうとしていた。
一方、兄・ムッタは上司に頭突きをし、勤めていた自動車会社をクビになり無職のムッタになっていた…。そんなムッタのもとに、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から宇宙飛行士選抜試験の書類選考通過を知らせる手紙が届く。それは、かつての約束をすっかり忘れていた兄に内緒でヒビトが応募したものだった。
「忘れたのかよ、あの約束」。ずっと約束を忘れていなかったヒビトの想いを受けムッタは一度は諦めていた夢に向かって再び走り出す。そして、ヒビトが宇宙へ飛び立つ日がやってきた。LIFT OFF(打ち上げ)するロケットを見送りながら、宇宙への想いをさらに強くしたムッタ。ライバルたちとの激しい競争の末、ムッタが最終試験まで辿り着いたとき、日本人初の月面歩行者となったヒビトの乗った ローバー(月面探査機)が月の上で消息を絶つ…。
地球と月。遠く離れた場所で同じ夢を描く兄弟。絶望的な状況のなか、衝撃と感動の結末がふたりを待っていた。
監督☆ 森 義隆
キャスト☆
小栗 旬、岡田将生、麻生久美子、濱田 岳、新井浩文、井上芳雄、塩見三省、堤 真一 他
主題歌☆ コールドプレイ「ウォーターフォール〜一粒の涙は滝のごとく」
上映時間☆ 2時間9分
公開日☆ 2012年5月5日
夢があることは素敵なことですが、夢があってもなくても、諦めず、前へ進む勇気をもらったように思います。