年を越してしまいましたが、前売りを買っていてやっと観に行けました。
正直、能年ちゃん目当てであまり期待はしていなかったのですが、なかなかどうして面白かった!
テンポ良くて、笑いの要素も上手く組み込んでいて、漫画が原作ゆえに飛躍しすぎているけど、私は好きです。個性的なオタクたちのキャスティングもバッチリはまっていましたね。オタクの女性陣もすごかったですが、とくに女装をする鯉淵蔵之介役の菅田将暉さん。女の子役の時ははじけていて、男の子に戻った時のその男らしいルックスとのギャップがなんとも良かったです。適役でしたね。もちろん能年ちゃんはかわいくて良かったですよ。
笑いが出る作品はやっぱり元気になります。観に来て良かったです。途中、アジアン馬場園さん演じる千絵子さんの子供の頃のアダナが、小中高通して『大山のぶ代』と言っていたのにクスッときましたが、周りは誰も笑っていなかった・・世代の違いを感じてしまいました。
《映画情報》
ストーリー
人生において男は不要だと考えるオタ女子集団「尼〜ず」の面々が集まる、男子は立ち入り禁止のアパート天水館。そこに暮らすクラゲオタクの月海(つきみ:能年玲奈)は、熱帯魚ショップでひと悶着(もんちゃく)あったところをファッショナブルな女性に助けてもらう。次の日の朝、ひょんなことから彼女が女装をしていた蔵之介(菅田将暉)という男性だとわかって驚がくする。それを機に、蔵之介は男性であることを秘密にし天水館に出入りする。月海たちと蔵之介が交流を深める中、天水館の取り壊しが決まってしまう。
キャスト
倉下月海:能年玲奈
鯉淵蔵之介:菅田将暉
鯉淵修:長谷川博巳
鉄道オタク ばんば:池脇千鶴
三国志オタク まやや:太田莉奈
和物オタク 千絵子:馬場園梓(アジアン)
花森よしお:速水もこみち
鯉淵慶一郎:平泉成
監督:川村泰祐
原作:東村アキコ
上映時間:126分
公開日:2014年12月27日
ちなみに、私は、NHK朝ドラのあまちゃんを見ていません。映画の宣伝のために出演していた年末のバラエティーを数本見て、能年ちゃんのファンになってしまった訳です。まだ若いんだよなぁ。これからどんな役をやって、どんな女優さんになっていくのか楽しみです。陰ながら応援したいと思います。
観賞日:2015年1月11日11:20分の回