映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』

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苦手なゾンビ系の映画ですが、舞台となる高速鉄道内での第一感染者役で、短い時間出演しているシム・ウンギョンさん見たさに見始めたら、止まらなくなり、結局最後まで見てしまいました。

 

血なまぐさいグロテスクな映像に固執することなく、逃げ場のない密室という極限の状況の中で人間としてのあり方、家族・愛する者への強い想いなど乗り合わせた人々、それぞれのストーリーに見入ってしまいました。さすが韓国映画です。ちょっとグロいけど、そのグロさもストーリーに引き込まれるからか気分が悪くならない感じ、そして、見ているこちらも追い込まれているようでハラハラドキドキしながら、なかなかに楽しめた作品でした。

 

《映画情報》

概説

ソウルとプサンを結ぶ高速鉄道の中で突如として発生した、謎のウィルスの感染拡大によって引き起こされる恐怖と混沌を描いた韓国製サバイバルパニックアクション。ソウルでファンドマネージャーとして働くソグは妻と別居中で、まだ幼いひとり娘のスアンと暮らしている。スアンは誕生日にプサンにいる母親にひとりで会いにいくと言い出し、ソグは仕方なく娘をプサンまで送り届けることに。ソウルを出発してプサンに向かう高速鉄道KTXに乗車したソグとスアンだったが、直前にソウル駅周辺で不審な騒ぎが起こっていた。そして2人の乗ったKTX101号にも、謎のウィルスに感染したひとりの女が転がり込んでいた。主人公のソグ親子のほか、妊婦と夫、野球部の高校生たち、身勝手な中年サラリーマンなど、さまざまな乗客たちが、感染者に捕らわれれば死が待ち受けるという極限状態の中で、生き残りをかけて決死の戦いに挑み、それぞれの人間ドラマが描かれる。

 

監督:ヨン・サンホ

 

原題:『Train to Busan』
製作国:韓国
配給:ツイン
上映時間:118分

公開日:2017年9月1日