2023板橋Cityマラソン


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初参加の板橋シティマラソン

予想外のハプニングがありましたが、かろうじて完走できました!

 

3月19日(日)快晴、朝の移動時と、スタート前の待機時はちょっと寒かったですが、気温も徐々に上がり、走っている時は少し暑いぐらいでした。

 

初めてなので、早めに現地入りしたくて、7:15分過ぎに最寄り駅で使った浮間舟渡駅に到着。ここから15分ぐらい歩きます。

 

会場はすでにランナーがたくさん。

検温チェック、宣誓書の提出·リストバンドの受け取りの後、更衣室で着替えて、荷物預けへ。歩き回ることなく動線はバッチリ。

 

かなり時間が余ったので、とりあえずトイレへ。

トイレも女性専用がたくさんあって並ばずすんなり入れました。個人的には女性専用だとちょっと安心します。

 

この後は、ちょうど良く8:15の整列開始時間になっていたので、ゆっくり自分のブロックへ向かいました。私はDブロックスタート。ブロックに到着して早々、トイレがまた気になり、近くにトイレがあったのでもう一度行っておきました。このおかげかレース中に不安はありましたがトイレに行かずにすみました。

 

8:30オープニングセレモニー

8:40開会式の流れで進み

9:00からいよいよスタートです。板橋シティは5グループのウェーブ方式スタートで、私は第4グループからのスタート。6分間隔スタートで、前のグループがスタートすると、スタート地点まで移動するので、めちゃくちゃスタートゲートが近いんです。ゲストの土佐礼子さんの姿もばっちり見えました。

そして、9:18運命のスタート。

アップもしなかったし、身体が冷え切っていたけど、集団のスピードが速くも遅くもなく、ちょうど良かったのが幸いしたのか、意気込み過ぎてなかったのが良かったのか、走り出しはまあまあ脚が動いていて、ちょっと前にいた4時間のペースランナーさんたちを追い越していきました。周りに惑わされることもなく、意外と混み合っていなくて走りやすい。泉州国際マラソンの時は10km過ぎまで、ものすごくキツかったけど、今回は、少し苦しいぐらいで快調でした。所々で、ちょっとしたアップダウンがありますが、大山登山マラソンの苦しみに比べたら、この程度は楽勝です。

 

10km越えると、ややキツイ区間もありながら、折り返しの中間地点に到着。折り返し後は、やっぱり1kmが長く感じました。1kmごとに、しっかり見える位置に看板を設置してくれているのが励みになりました。

 

余力を残して30kmまで行こうと思いながらも、21km〜30km の区間は結構辛かったですね。

 

そして、いよいよ勝負の30km地点。

タイムよりも歩かずに完走することが私の最大ミッションなので、ここからが勝負なのです。

 

右膝の関節に少し痛みが出ていましたが大丈夫。ただ走り続けることで、太腿へのダメージが大きくならないよう、給水のタイミングで立ち止まり、水分補給とともにしゃがむ動きを取り入れました。

 

意外にも30km過ぎて、ちょっと元気になり走りも少しパワーが出てきました。呼吸は苦しくないし、太腿も大丈夫。

 

ただ、33km以降だったか左足首の不安定感が出てきました。後から考えるとこれは予兆だったのに、それでも快調に飛ばしてしまった。ちょっと調子に乗りすぎたのかもしれません。

 

35〜36km辺りで、今度は反対側の右足親指から前足部に強い痛み、そして、左足も不安定感からの痛みが出現。

 

右足は体重が乗るたびに激痛。明らかにペースダウン。走ること自体辛い。もう止めたい。こんな状態だったので、1km先の看板が遥かかなたのように遠い。

 

なんとか37km地点に到着、あと5km 。絶対歩きたくない!右足は甲まで痛みが広がってきた。一度止まって靴ひもを緩めるも痛みは変わらず。かばいながらの走り、もちろん、スピードが出ない。

 

苦行のような走りで、やっと40km。もう一度、止まって、右の靴ひもをガバガバにして、また走り出す。

 

しかしながら、ここで後ろを走っていた4時間のペースランナーの集団に飲み込まれました。 タイムは気にしていなかったけど、思うように走れないことが何より悔しい。

 

どんどん離されていく4時間の集団を見ながら、痛みに耐えただ気力で走る。右足の痛みをかばうので、ふくらはぎにも怪しい違和感。左足首は不安定だけど痛みが出たり、消えたりの繰り返し。なんとかゴールまで持ち堪えてほしい。

 

我慢の走りをしていると、何故かもう1つの4時間のペーサーさんの小集団に追いつかれる。

 

この頃だったか、応援の方から『まだ4時間切れるよ!』という声が聞こえ、最後の力を振り絞り、4時間の小集団に食らいつく。苦行のような痛みから顔は歪みっぱなし。

 

あと2km、本当に長かった。

遠くにやっとフィニッシュゲートが見えました。あともう少し!ふと時計を見ると4時間切りまで残り数分。痛みで引きずる脚で少しスピードアップ。呼吸は苦しくないけど、痛みで息が上がる。

 

フィニッシュゲートがこんなに遠く感じたのは初めてです。

 

苦しみながら、やっとフィニッシュゲートをくぐれました。 

 

太腿は大丈夫、呼吸も辛くなかった、なのに両足部の痛み、こんなことは初めてで、本当に辛いレースになりました。

 

でも、ゴール後はなんだか爽やかな気分。ダメージが大きく歩けないかなぁと思っていましたが、なんとか歩けてホっと一安心。でも、本当に疲れたなぁ。

 

ゴール後のりんごのシャーベットが身にしみて、最高に美味しかったです。


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河川敷のコースで単調かなぁと思いましたが、意外や意外。ランナーの混雑は少ないし、走りやすい。たまにあるほんのちょっとのアップダウンはいいアクセント。中間地点が折り返しなのもgood。走りに集中できて、私は好きなコースです。


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スタート直前。


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ゴール付近のコース。


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最後にここに戻ってきます。


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板橋シティ恒例のシャーベットステーション。

ゴール後に頂けます。


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3種類から選べて、私はりんごのシャーベットをいただきました。


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レース中の給食は持参のジェルのみだったので、ゴール後のシャーベットは余計に美味しかったです。

 

最後に、大会を開催していただいたこと、サポートに関わったすべてのスタッフの皆様、ボランティアの皆様に、感謝致します。ありがとうございました。