江東シーサイドマラソンと前後してしまいましたが、遅ればせながら、やっとレポがまとまりました。
11月19日(日)に開催された、かわさき多摩川マラソン2023に参加してきました。
フルマラソンのレース後、初の実戦レースになります。今回は10km部門での参加です。
当日の天気は快晴。気温も自宅出発時は8℃程度でしたが徐々に上がり昼頃には17〜18℃と風はなく暖かい絶好のマラソン日和。
当日朝は少し早めの7時前に自宅を出発。まだ外は寒く、駅へ向かって歩き出してすぐに左足首に嫌な違和感。フルマラソン以降からなのか気温が下がってきてからなのか、最近、足元が冷えると左足首に痛みや違和感が出ることがあり、少し不安に。
会場最寄り駅で利用したJR南武線 武蔵中原駅に8時過ぎに到着。ここからさらに歩くこと15分ほどで等々力陸上競技場に到着します。アップにはちょうど良い距離です。
余裕をもって早めの会場入りだったので、すぐに着替えて荷物を預けスタンドで日向ぼっこ。走れる格好での待機のため寒いかなぁと思っていましたが、陽射しが心地良く寒さもさほど感じず。しばしスタンドから会場を眺めながらまったりして過ごしました。
そうこうしているうちに、段々と会場のアナウンスが賑やかになり、開会式の前にエアロビクスによる準備運動がスタート。スタンドにいたランナーさんたちも立ち上がり、みなインストラクターさんの掛け声と大画面の動きを見ながら参加。私も身体を温めるため参加しましたがどうにも音楽に合わせて手と足を動かすのがぎこちない、あまりの動けなさに少し落ち込みつつ、自身のリズム感のなさを思い知りました。
9時過ぎ開会式がスタート。
先にスタートするハーフマラソンのランナーさんたちは整列エリアでスタンバイ。10km部門はハーフのあとの整列のため、開会式ものんびりスタンドから参加。
開会式が進む中、途中、フロンターレOBの中村憲剛氏がゲストで紹介されると会場が少し湧きました。そういえば、ランナーの中にもフロンターレのユニフォームを着た人がちらほらいたなぁ。
開会式が終わり、9:15まずはハーフマラソンがスタート。
スタンドから見送りながら私も軽くアップで始動。アップしながらソワソワしていると、10km部門の整列開始のアナウンス。ゆっくり整列エリアへ向かいます。
今回は少し遠慮ぎみに『50分〜59分』のブロック前方エリアに入りスタンバイ。
そして、9:30。いよいよ10km部門がスタート。
私が並んだブロックの位置からだと前方のタイムの早い人たちも含めスタートのため集団が凝縮されると意外とランナーが少ない。
スタート直後こそ団子状態でしたが、走りにくさはなく、すぐに同じペースのランナーの集団になりました。ストレスなしですごく走り安い。
等々力陸上競技場をスタートし公道に出て少し走ると多摩沿線道路にぶつかります。ここを左折して二子橋方面へ。
多摩沿線道路は道路も綺麗で走りやすい。
走りの方は、走り出ししばらくは右の太ももに少し張り感がありましたがそのうち気にならなくなり後半は問題なし。心配していた左足首もなんとか大丈夫そう。
レースは走りやすいコースがゆえに、始めから速めのペースに。そのため、多摩沿線道路に出る前に、ペースが近い男性ランナーを見つけついていくことにしました。
マークした男性ランナーさんのペースがちょっと速いかなぁとも思いましたがそこは踏ん張って離されまいとピッタリついてペースをキープ。
ただ、3km付近で小集団に追いついたところで少し男性ランナーさんがペースを落としたので、ここで男性ランナーさんから離れ前に出ました。あとは、ひたすら自分のペースで進みます。
4kmを越えたあたりで二子橋へ。ここから折り返し公道から河川敷のコースに入ります。
実は今回コースの予習をしっかりしていなかったため、二子橋から公道を戻ると思い込んでいました。その思い込みはしばらく続き、河川敷コースを折り返して二子橋へ戻るのだと勘違い。やっと気付いた時にはすでに河川敷コースの半分以上は過ぎていました。やはり、コースの予習は大事です。
河川敷コースの途中から、また多摩沿線道路へ出ます。5分切るペースはやはりキツイ。中盤から後半の給水所では暑くはなかったけれども給水とともに頭から被り水をして気合を入れ直しました。
10kmの距離なのに、やっぱり1kmが長く感じます。
ただし今回は、まだ東北復興マラソンを走り終えたばかり。あのキツかった身体の感覚を覚えているので、10kmで終わることを考えるとキツさは半減。気持ち的には楽でした。
8km付近あたりで、前半に私のペースランナーになってもらっていた男性ランナーさんに追い抜かれました。離されていく男性ランナーを見送りながら追いつく気力はなし。ただ、5分切りのペースはキープ。
多摩沿線道路終盤は、等々力陸上競技場方面に曲がらずそのまま直進し途中で折り返すコースになります。このコース設定も知らなかったので、どこまで走るんだろうと精神的にキツイ区間でもありました。
そして、折り返し地点を通過。来た道を戻ります。
ようやく、等々力陸上競技場方面に向かうため左折。ここからはコースもなんとなくわかっていたので、あともう少しと踏ん張りました。
左手に等々力陸上競技場が見え、競技場外周敷地内へ入ると『あと500m』の声が。『あと500もあるの!』と思いながら100mほど外周を走り、競技場内のトラックへ。残り400m。
等々力陸上競技場の青いトラック。やっぱりここを走るのは気持ちいい。
キツさを堪え、ここから、さらにストライドを広げスピードアップ。最後のコーナーを曲がったところで、ゲストランナーのYou Tuber「HAGIさん」(だったと思っている)から『50分切れるよ!』の声。
その声に気合も入り、わずかながら、さらにスピードアップ。
ゴール前の写真撮影にもしっかりポーズを取ってフィニッシュできました。
久々の48分台。頑張りました。
そして、たまがわ川崎マラソン10kmコース、多摩沿線道路も舗装が綺麗で河川敷も細かい砂利道ですが走りやすく、参加人数も程よくてストレスなし、本当に走りやすい。大好きなコースになりました。
川崎フロンターレのホームスタジアムでもある『川崎市等々力陸上競技場』がメイン会場。
今大会は川崎市市制100周年記念プレ事業として実施されました。
〈更衣室〉
残念ながらスタジアム内の更衣室ではなく、スタジアム外周屋外に更衣室用テントを設置。
前回参加時同様、ここが鬼門で、下が地面にブルーシートを引いただけなのて、ゴツゴツしたアスファルトがもろに足の裏にあたる。まるで罰ゲームの足つぼマッサージのようでめちゃくちゃ痛い。私はテント内をまともに歩けませんでした。
〈トイレ〉
スタジアム内トイレを利用可能。場所にもよるのか混んでいなくて、こちらもストレスなし。
〈待機エリア〉
整列時間までスタンドで待機できる。雨が降ってもギリギリまで屋根があるところで待機できるので荒天時も安心して参加できそう。
〈アクセス〉
今回は、JR南武線 武蔵中原駅から歩きました。徒歩約15分ぐらい。
他に、JR南武線の武蔵小杉駅、武蔵溝ノ口駅からバス。
武蔵小杉からなら歩いても行けると思います。
〈その他〉
車椅子部門、ファミリー部門など参加できる種目が豊富で、老若男女楽しめる大会です。
競技場全体が川崎フロンターレのブルー。
スタンドから見た競技場。
スタンドの座席があるエリアを待機や応援で使うことができます。
陽射しがあって暖かいので、私はこちらのコンクリートのところで待機していました。
競輪選手がレースを先導してくれます。
ちなみに、ハーフはわかりませんが、10kmでは競輪の選手も走っていました。7km〜8kmあたりで抜かれたので、よく覚えています。
ハーフマラソンが先にスタート。
10kmの整列ブロック。各自、当日の申告で並びます。
コース全体図〈大会案内パンフレットより〉
ちなみに、ハーフも10kmもペースランナーがつきます。10kmのペースランナーは珍しいのではないでしょうか。
コースの一部です。走り終わってから撮影しました。競技場外周に入ってくるコースです。
等々力陸上競技場の前のコース。
上のポイントから多摩沿線道路方面へ向かうコース(だと思います)。
正面の先で多摩沿線道路とぶつかります。
競技場内トラック。競技場に入ってきてトラックを400m走ります。苦しいけど、ここを走れるのがなによりも嬉しいんです。
最後に、
大会運営に関わったすべての皆様、ボランティアスタッフの皆様、沿道で応援していただいた皆様に、無事に楽しく走れたことに感謝致します。