第41回 江東シーサイドマラソン大会

11月26日(日)に開催された江東シーサイドマラソン大会のハーフマラソンに参戦してきました。大会参加は2回目、ハーフマラソンは初の参加です。

 

週間予報でかなり前から天気予報は気にしていましたが、日曜日は一気に気温が下がってめちゃくちゃ寒くなることしか頭になく、曇りの予報に油断していました。まさかの冷たい雨のレースとなりました。

 

自宅出発は朝6:45、その頃はまだ曇り空。最寄り駅の新木場駅に8:21到着して、ホームから道路が濡れているように見え、外に出るとやはり雨。傘もカッパも持ってきていない予想外のことに『まじか!』と思いながら、周りのランナーさんを見ると私と同じような方々が半分ぐらい。
会場の夢の島競技場まで徒歩5分なので、上着のフードを被りそのまま向かうことにしました。

それでも、信号待ちや更衣室まで意外と歩き、結構濡れてしまいました。

 

久しぶりの大会参加で忘れていましたが、女子更衣室が結構狭くて、ハーフの参加人数も多いからか激混み状態。わずかなスペースを探してなんとか身支度終了。

 

外は雨、更衣室では待機できなさそう。しかも、こんな時に限って朝食を食べてきていない。

 

購入しておいたアンパンを鞄から取り出し、意を決して荷物を預けるため外へ。

 

荷物預かり所は、屋外の屋根だけの簡易テントで預かってくれます。ビニール袋すら用意していなかったので、『どうしよう』と思っていましたが、預かり所入口で大きなビニール袋をいただけ助かりました。

 

寒い雨の中、流れに乗って競技場内へ。
屋根のあるスペースはランナーさんがたくさん。私も隙間を見つけ仲間入りさせてもらい、9:05の整列開始のアナウンスまでほんの少し待機。待機時間が短くて良かった。

 

9:05過ぎ整列エリアへ。私は今回Gブロックからのスタートです。

そこでさらにスタートまで10分弱待機、寒いのでちょこちょこその場で脚を動かして身体を冷やさないようにしていました。

そして、いよいよ9:15小雨降る中、ハーフマラソンがスタート。

 

コースは始めから狭め、とくに前半は、大きな道路の一車線だけコースになっていたり、その一車線もバスの停車の関係でさらに狭くなっているところがあったり、途中から歩道がコースになったり。

ちょっと走りにくさはありましたが、そこは大規模大会と違い、スタート時から、そこそこ同じペースのランナーさんが周りを固めているので、無理して抜かさなくてよく、自分のペースで走れたと思います。


このコース、10kmで参加した時も感じましたが、橋が多くて意外と小さなアップダウンがちょこちょこあるんです。

このくらいの坂道は苦ではありませんが、意外とジワジワ後半に脚には来ていたようです。

 

中盤の10kmすぎからの短い区間と、新木場緑道公園に入ってからのコース、13km〜折り返して15km先ぐらいまでのサイクリングロードで、コース上から海が綺麗に見えます。

 

海沿いのコースを一番楽しみにしていたので、海が見えるたびに景色を楽しむことができました。

 

走りの方はというと、実は数日前に腰を痛めてしまい、今日のレースも朝のギリギリまで参加を辞めるか、このまま参加するか悩むぐらい、かなり良くない状態でした。前かがみの姿勢や腹圧がかかると右の腰に嫌な痛みが出ていて、ピーク時より少しだけ痛みはマシになっていたけれど、長距離走ることで腰が壊れてしまうのではないかという恐怖もありました。
さらに、寒くなると左足首が痛くなるという不安もあり、今日のレースに一層不安と怖さを感じていました。

 

ただ、予想外の雨で気持ちが動揺し、レース参加による興奮状態もあって、腰は心配ながらもなんとか痛みは強くならずもってくれました。

 

左足首の方は、スタートしばらくは寒さで足の感覚がほぼなく、かなり不安なまま走り続け、足が温まって安心した途端の14km付近でやっぱり左足首に強い痛みが出てしまいました。『これまでか!』と思いましたが、すぐに痛みは収まったので、その後はなんとか騙し騙し行けるところまで、ダメならリタイアしようとこわごわでしたが走り続けました。有り難いことに、途中、痛みがぶり返すことなくなんとか最後までもってくれ走り切ることができました。

 

足や腰の不安がなければ、比較的、快調に走れ、足首が痛くなった14kmまでは、距離もさほど気にせず走れていました。ただ、足首に不安が出た14kmから先はいつも通り、1km先を目標に距離表示板を探しながらの走り。中盤から後半はちょっとキツイかなぁという区間があり、少し脚の動きも鈍くなりましたが、残り3km切ったところで少しスピードアップ。脚は、珍しく太ももは無事でしたが、ふくらはぎを中心にやたら疲労感が強い、でも脚がつるほどではありませんでした。

呼吸は、若干息が上がる程度で、少し苦しさはありましたが、最後まで、笑顔で応援してくれていた沿道の方々、ボランティアの若者たち、和太鼓の演者さんたちに手を振り返すことができました。

 

前週のかわさき多摩川ラソン10km同様、久しぶりにしっかりハーフマラソンを走れた感覚がありました。

 

寒さに、あまり良くない身体のコンディション、そんな状況下で無事に完走できて良かったです。

 

帰宅後、疲労感はありますが、今のところ腰や左足首の痛みは強くなっていません。しばらく様子を見る必要はありますが、無事の帰還に今は安堵しています。


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江東区夢の島競技場が発着になります。

競技場を走れるのは、やはりいいですね。


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あいにくの雨模様。スタート直後は少し強めの小雨になりましたが、数kmで雨も弱まり気にならなくなりました。


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奥に見える建物が、女子更衣室になっていたクラブハウスです。帰ってから大会のプログラムを見たら、他にもいくつか更衣室があったみたいです。会場のこともちゃんと予習しないとダメですね。

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整列前、屋根のあるところで待機。すでに寒くて震えていました。f:id:sinnosuke22:20231126173532j:image

整列エリアへ向かうところ。

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スタート前。この待機時間が冬のマラソン大会では辛いのてす。今回は10分待ちで済んだから良かった。



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コース全体図〈公式ホームページより〉

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こんな感じで『橋』が多い。

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この先はトンネルです。短いですがトンネルを走るのってワクワクします。

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レース中に何回か写真撮影できました。

ここは若洲海浜公園ヨット訓練所付近。レンズが濡れたのか画像がくもってしまったのがちょっとショックです。

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遠くに観覧車と大きな橋が。コースを振り返って思わず撮影。

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上の撮影ポイントから先のコース。サイクリングロードです。この先折り返しますが、折り返してからは向かい風でした。

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最後に競技場に入ってくるコース。走り終えてから撮影。

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今回も給水や沿道で働く若いボランティアさんたちに熱い声援をいただきました。ありがとうございました!

 

最後に、大会運営に関わったすべての関係者の皆様、ボランティアスタッフの皆様、沿道の皆様、和太鼓の奏者の皆様、冷たい雨の中でのたくさんの声援とサポートに感謝致します。

 

〈追記〉

帰りの電車の中で、かなり疲労困憊に、ぐったりでした。身体が猛烈に辛すぎて立っていられず、京王線の各駅停車で坐って帰路に着きました。乗り換え(1回で済みました)が少なく、歩き回らなくて良かったのがせめてもの救いです。