舞台『ジャンヌ・ダルク』大阪公演2日目

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24日日曜日昼公演、私にとって最後の観劇となりました。

これが最後だと公演が始まる前からソワソワドキドキ。公演が始まってからは、瞬きなんてしてはもったいない見逃してはならないと清原ジャンヌの一挙手一投足を必死に追っていました。

どうしても彼女の演技を表情をしっかり見たくて、今回初めてオペラグラスを購入し大阪公演でデビューしました。昨日の公演では、上手く合わせられなかったのか、遠すぎたのかぼやけてなんとなく見える程度でしたが、今回は座席も昨日より前方でやや右サイド寄りで見えづらさはありましたが、オペラグラスでくっきりしっかり清原果耶さんの表情を捉えることができました。オペラグラス最高です、もう感無量です。

 

振り返れば、東京公演で初めて観たときの第一印象は、周りのベテラン俳優たちに声量も迫力も少し負けてしまっているなと感じていました。逆に言えばベテラン勢がさすがで声も出てるし余裕すら感じました。しかし彼女の進化は凄まじく、東京公演後半に観劇した時には、もはやベテランにも引けを取らない、いや彼女が引っ張っているほどの力強さと迫力を感じるまでになっていました。それは彼女がジャンヌ・ダルクとして必死に生きてきた証だったのかもしれません。

 

そんな彼女の生き様を間近に観れたこと、必死に生きる清原ジャンヌと同じ空間を過ごせたことは生涯忘れることがないぐらい、大切な時間となりました。

 

総勢100名にも及ぶ多くの演者が出演するこの舞台の見どころの1つ、多くの仲間がジャンヌ・ダルクとともに舞台中を劇場全体を使って走り回り駆け抜け、場面を切り替えながら見せる戦闘シーンは圧巻で、その戦闘シーンにおいても、その中心でジャンヌ・ダルクは輝きを放っていました。

 

今公演も終盤に近づいていますが、今日も一人一人の演者の全力で魂のこもった演技に言霊に心震わされました。

 

ただただ素晴らしかった、本当に素晴らしい舞台でした。

 

今日の夜の追加公演を含め、残り3公演。

出演するすべての演者の皆さま、関係スタッフの皆さま、最後まで無事に駆け抜けられるよう、無事に幕を閉じることができるよう祈っております。

 

最高に素晴らしい舞台をありがとうございました。

 


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舞台『ジャンヌ・ダルク

《CAST》

ジャンヌ・ダルク   清原果耶

シャルル7世   小関裕太

タルボット   福士誠治
傭兵ケヴィン   島村龍乃介

アランソン公   深水元基
マリー・ダンジュー   山崎紘菜
傭兵レイモン    坪倉由幸(我が家)
サントライユ    野坂 弘
クルパン      ワタナベケイスケ
ラ・イール    粟野史浩

ヨランド・ダラゴン   りょう

ラ・トレムイユ卿   神保悟志
ベッドフォード公   岡田浩暉

コーション司教   榎木孝明

 

 

演出:白井 晃
脚本:中島かずき (劇団☆新感線)
音楽:三宅 純
監修・原案:佐藤賢一
参考文献「ジャンヌ・ダルクまたはロメ」


東京公演〉
11月28日(火)〜12月17日(日)
会場∶東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
大阪公演〉
12月23日(土)〜12月26日(火)
会場∶オリックス劇場