入院回顧録〜入院5日目(退院日)〜

1月23日(日)術後3日目(退院日)

朝早めに目覚める。昨日の夜はあまりトイレに起きなかった(朝方、1回ぐらいかな)。帰ってから、自宅の寒いトイレに何度も夜中に行くのは辛いなぁと思っていたので、少し安心した。



6時40〜50分頃。看護士さんが部屋に回ってきた。検温と傷の防水テープをはがしてもらった。


今日は11時に退院予定。昨日診察も終わっていたので、看護士さんに見てもらうのはこれが最後になった。



入院最後の日だったが、帰ってからそんなに歩けないだろうからと、ご飯前の暇な時間、頑張って歩く。


8時前。朝食。病院最後の食事。納豆がでた。おいしくいただく。


朝食後は、歯磨きなど簡単に身支度。荷物もまとめながら、ゆっくり過ごした。弟夫婦は10時半頃来る予定になっていたが、Gパンで帰るので傷に負担がかからないよう、ぎりぎりまでパジャマでいた。


荷物の片付けもすぐに終わり、迎えが来るまで暇になってしまった。ベッドに座ってぼんやり過ごす。


日曜日なので看護士さんも少なく、本当に最後まで誰も回ってこなかった。ちょっと寂しい。



10時30分前、着替えを済ます。

10時40分すぎ、弟夫婦到着。お世話になった、同日手術した3人の方々に挨拶に行く。お一人は廊下ですぐに会って挨拶。あとの2人はお部屋へお邪魔する。結局、3人みな廊下に出てきてくれて見送ってくれた。短い期間だったが別れるのは寂しい。


帰りは、ナースステーションに寄って腕の名前確認用のバンドを切ってもらう。看護士さんはおらず挨拶出来なかった。バンドを切ってくれた看護助手さんに退院の挨拶をした。


今日は日曜日なので会計もなく、1階の外来も静まり返っていた。ちょっぴり、寂しくあっけない最後だった。



弟夫婦の車に乗り込み、家路へ。途中、お昼を自宅近くのイタリアンレストランに入り、リゾットを軽くいただいた。


入院前はドキドキしていたが、痛みに苦しみながらも想像以上ではなく、古くて小さい病院だから入院生活はどうなんだろうと心配していたが、ご飯もおいしくなかなか快適に過ごせた(寒くなかったし!)。看護士さんも手術慣れしているんだろうけど、しっかりした対応で安心して治療に望めた。同じような病気の仲間ともふれあうことができ、だいぶ精神的にも助けられた。いろいろあったが長いようで、あっという間の入院生活が終わった。