10kmの部は、日光例幣使街道を走るコース。スタートから、ゆっくり走り出し、スタート地点を1分ちょいで通過。
しばらくするとなだらかな下り坂がかなり長く続く。中間地点あたりで折り返すこのコース、アップダウンがあるとのことだったが、行きはほとんど下り(少し上り)、帰りは上り、ちょっとだけ下り、さらに長〜い上りというハードなコース。
今回はとくに体力の温存がポイントになりそう。
日陰で直接日差しに当たらない分だけ、体力の消耗も防げたが、かなり蒸し暑く、走り出しから大量の汗。
それでも、走るリズムを崩したくなかったので、2つ目までの給水所はスルーした。
下り坂はブレーキをかけ過ぎ脚に負担がかからないよう、なおかつスピードが上がり過ぎないよう注意しながら、程よく流れるように体重移動させ走った。
3か所目の給水所からは水をいただき、少し口に含むとあとは頭にかぶった。
給水所のお水、しっかり飲めなかったけど、冷たくっておいしかった。
前半は少し調子に乗って飛ばしすぎたところもあったがなんとか予定通り。
後半、折り返し地点を通過し、いよいよ上り坂に突入。
上りは、腕の振りと歩幅を小さくすることを心がけた。
周りのランナーに惑わされないよう、自分が行けるペースの維持に努めた。
あまりにずっと続く上り坂に途中、心が折れそうになったが、なんとか止まらず歩かず上りきった。結構歩いている人もいた。
途中の下り坂でも、あまり呼吸が落ち着かなかった。
それでも、今回はものすごくゼイゼイしていなかったように思う。逆に周りで荒い息の人が気になってしまったくらい。
後半は残り〇kmの表示も確認でき、「あと〇km頑張ればもうすぐ終わる」と自分に言い聞かせていた。すでに周りの景色を楽しむ余裕なし。
少し脚が前へ出づらい場面もあったが、比較的、上りでもペースダウンせず、最後ゴールのある校庭へ。
ラストスパートとは行かなかったが、少しスピードアップし、余裕はないながらもカメラに向かって手を振りながらゴールできた。
タイムは54分11秒。
記録は伸びなかったが、タフなコースでまずまずのタイム。
呼吸が荒いまま、完走証をもらいに長い列に並ぶ。肌をじりじり焼く日差し、かなり暑い。しばらく呼吸整わず。
ちょっと時間がかかったが、完走証、そしてスポーツドリンクをいただいた。
並んでいる最中に「向こうでモロキュウ貰えるよ」と他のランナーさん達の話を聞いていたので、人が集まるテントへフラフラ向かい、味噌のついたきゅうりと冷た〜い麦茶を2杯いただいた。麦茶冷えていて、ものすごくおいしかった。
冷たいお茶で少し落ち着き、更衣室へ。汗が止まらず手こずりながら着替えた。
着替えが終わり、あまりに暑くてぶらぶらすることなく、会場をあとにした。
今市駅では本数の少ない日光線が行ったばかりで50分以上暑い中待たされた。待ちでも、電車の中でも座れたの幸いだった。
宇都宮駅に着き、宇都宮餃子を食べようか悩んだか、ちょっと疲れもあったので、駅構内でハムチーズのホットサンドセットをいただき昼食を済ませた。
帰りは新幹線で大宮まで出て、新宿経由で帰路についた。新幹線自由席だったけど座れて良かった。
真夏の大会、天気も良く蒸し暑い中、レース中も走り始めてまもなくコース上を救急車が通ったり、レース中倒れる人が出たりと厳しい状況だったが、個人としては、いいペース配分で、最後力尽きることなく走り切れたことは、大きな成果だった。
暑さについては、7月の小布施でかなりの暑さの中走った経験が生き、しかも日差しが少ないということで、さほど苦にはならなかった。
結構、夏の大会好きかも(^w^)
今大会も、年配のスタッフの方が多く、きつい坂道ではたくさん声をかけてもらった。本当に暑い中、お疲れ様でした。そして、ランナーが心地良く走れるようサポートしていただきありがとうございました。
国の天然記念物・重要文化財の指定を受ける樹齢370年余りの幻想的な杉並木の中を走ることができ、とっても良い思い出ができた。
来年もまた出たいなぁ!!