第2回 伊豆稲取キンメマラソン2017

遅くなりましたが、6月11日(日)に開催された伊豆稲取キンメマラソンに参加してきました。

当日は曇り空に時々日差しがさし、走る前は涼しいぐらいの絶好のマラソン日和。

日帰りでしたが初めての伊豆稲取一人旅に、海沿いを走れるコース、豊富なエイド、走り終わったあとのキンメ、タレントのLiLiCoさんも参加するとあって、走る前からワクワクしていました。

スタート地点から、ニューサマーオレンジやコーヒー、クッキーとおもてなし感満載。エネルギーゼリーをとる予定だったので、美味しかったけどオレンジとクッキーを一つずついただき、コーヒーはトイレが心配で我慢しました。

スタート地点から見ると、どうやらはじめはクロスカントリーコースのよう。

少しアップがてら走っていると、スタートゲートの近くに長蛇の列。なんと!LiLiCoさんと写真がとれるみたい。気づくのが遅く、並んではみたものの、途中で打ち切られてしまいました。残念〜。

スタート地点に戻り、前の方へ整列。ウェーブスタートで私はなんとか前半スタート組です。

開会式が始まり、主催者の方の熱い挨拶、LiLiCoさんからは『楽しい地獄』との言葉をもらいリラックス、笑顔でスタートを待ちます。

そして、いよいよ10時スタートです。はじめから若干の勾配と少し走ったあたりで後ろを走る女性が『みんな速くない?このあときついから飛ばさないほうがいいよ』というような話し声が聞こえ、私も飛ばさず自分のペースで進むことに。

しばらくは足元が土や石がゴロゴロしたコースのアップダウンを走ります。久し振りに足元が取られる緊張感と坂道で苦しいながらも身体は軽く爽快で調子がいい。

アップダウンをしばらく走ると紫陽花が咲いていたり、左手には海を望む絶景。苦しんだご褒美です。絶景あたりではじめてのエイド。しっかり水分補給。

そしてクロスカントリーコースからロードに出るといよいよ本当の地獄の始まりです。

げんなり坂をはじめ、何度もアップダウンが続き、気持ちは折れそうになりましたが、たくさんの地元の方々が沿道に出て応援してくれたり、ちびっ子たちとのハイタッチに元気をもらい歩かず走り続けられました。お礼を伝えながら走ると、また声援を送ってくれる、本当にありがたいです。

そして、いよいよ海沿いのコースへ。毎回ながらきちんとコースを確認しておらず、反対から帰ってくるランナーを見て、『折り返しか!』と気持ちを引き締めます。

有名な銀水荘ホテルの前では、ホテルのスタッフの方々が沿道に出て応援してくれていました。

折り返して少し行くと銀行のマスコットが応援に出ていたので一緒に写真を撮ってもらい、以降はただひたすら走ります。

そして、ここからがきつかった!ゴールゲートが見えてきましたが、距離が合わない。ということは、『また、折り返し!』。気持ちが折れそうになるのを奮い立たせ走りましたが、さらに続くアップダウンといつまでも先が見えない折り返し地点に泣きそうになりながらも必死に進みます。

そして、やっと折り返し。手前で男性ランナーさんに『あと、もう少し』と声をかけられ、折り返し前の坂道を歩くのと変わらないペースながらなんとか登りました。

あとは下り坂。少しペースをあげ、今走ってきた道を戻るだけといいきかせ、やっとたどり着いたゴール。本当に『楽しい地獄』でした。

エイドでは、カルピスところてん、ニューサマーゼリーシャーベット、赤飯、まんじゅうをしっかりいただきました。

たくさんの地元の方々、ボランティアスタッフさんたちからの暖かい応援と運営関係者のみなさまの熱い想いで楽しく走ることが出来ました。今度こそ、あの地獄の坂を制覇し笑顔で走れるよう、もっと鍛えてまた来年も参加したいと思います。

着替えたあとは、珍しく会場でぼんやりと佇んでいました。

キンメ味噌汁は長蛇の列で諦めて、牛タンやらキンメの味噌漬けまんを食べて過ごしましたが、帰る頃には味噌汁の列がなくなっていたので、しっかりいただいてきました。

本当に楽しく充実した1日でした。


スタート前、ニューサマーオレンジをさっそくいただきました。

スタート直後はこんなコース。少しここでアップしました。気持ちよい!

LiLiCoさん発見!

開会式。LiLiCoさんが盛り上げてくれました。

前半のクロスカントリーコース。紫陽花が綺麗に咲いています。

第一給水所付近にて。絶景でした。

ロードに入っても坂。

坂・坂・坂!

海沿いのコースです。

頭上にキンメを発見!

ゴール付近のコースです。ここから先が本当に辛かった。


給水所にもあったニューサマーオレンジゼリーのシャーベット。

ゴール後も配っていてたくさん食べてしまった。凍らせてあって美味しい!いくつでもいけます。

キンメ味噌漬けまん。

美味しかったです。キンメ三昧の1日、本当に楽しめました。