昨日公開された作品です。
地味ながらも、淡路島の農業・漁業という日本の縮図のような構図とそこで生きる兄弟を中心としたヒューマンドラマを丁寧に描いた作品です。
そもそも栗山千明さん目当てだったのですが、なかなかどうして、作品としてもどっしりとした内容に仕上がっています。
若い人たちがこれからの日本を支えていく、苦悩しながらもひたむきに働く映画の中の若い人たちから、未来への希望を感じることができました。
なんだか、淡路島に行ってみたくなりました。
《映画情報》
ストーリー
アメリカから帰国したばかりの農林水産省官僚・神野恵子は、もっと現場の実情を知る必要があるとの理由で上司から淡路島への赴任を命じられる。彼女はそこで、畑でタマネギを栽培する岳志と海で海苔の養殖をする渉という兄弟と出会う。2人は父の急死以来、口もきかない犬猿の仲となっていた。そんな中、豊かな海を取り戻すために、島で行われていた伝統作業“かいぼり”の復活を実現すべく奔走する恵子だったが…。
〈監督〉篠原哲雄
〈キャスト〉
栗山千明
桐谷健太
三浦貴大
谷村美月
音月桂
重松収
根岸季衣
山口いづみ
永島敏行
豊原功補
他
〈公開日〉2015年5月30日(土)
〈上映時間〉1時間51分
本当に上映劇場が少なくて困ります。近場で行ける範囲は、新宿とつきみ野ぐらい。たまたまつきみ野が職場に近いので行ってみましたが、結構、駅から離れています。しかも、今日は雨の予報が晴れて日差しも強い。
ただ、まだ風は爽やかで気持ちいい。道路脇に植えられた紫陽花がチラホラ咲いているのを見て、季節を感じながら、いい散歩ができました。