11月に観に行った作品です。主演である波瑠さん目当ての鑑賞。
作品自体は、予想通りメリハリがないのっぺりと進むストーリー、静かに何かを訴えかけるような、そんなよくある日本映画。
ただ、田舎のラブホテルを舞台に、そこに関わる人々それぞれの環境・境遇から逃れられない閉塞感や主人公の無気力感から、自分自身の10代の頃の気持ちと重なる部分があって思うところがありました。
演者陣は芸達者揃いでみな素晴らしかったです。
《作品情報》
ストーリー
北海道の釧路湿原を背に建つ小さなラブホテル、ホテルローヤル。経営者家族の一人娘・雅代は美大受験に失敗し、ホテルの仕事を手伝うことに。アダルトグッズ会社の営業・宮川に淡い恋心を抱きながらも何も言い出せず、黙々と仕事をこなすだけの日々。そんな中、ホテルにはひとときの非日常を求めて様々な客が訪れる。ある日、ホテルの一室で心中事件が起こり、雅代たちはマスコミの標的となってしまう。さらに父が病に倒れ家業を継ぐことになった雅代は、初めて自分の人生に向き合うことを決意する。
〈キャスト〉
波瑠、松山ケンイチ、安田顕、夏川結衣、稲葉友、余貴美子、原扶貴子、伊藤沙莉、岡山天音、正名僕蔵、内田慈、冨手麻妙、丞威
〈公開日〉2020年11月13日
〈上映時間〉104分
《鑑賞日時》
2020年11月18日(水)