遅ればせながら、1月末に走ってきた新宿シティハーフマラソンのレポがまとまりました。
新宿シティハーフ、想像以上にめちゃくちゃ楽しかったです!
念願だった国立競技場のトラック、そして、御苑トンネルに神楽坂とコースは変化に富んでいて、しかも都心部の公道を走れるなんて、楽しくない訳がない!走りは快調とは言えず苦しかったけれど、楽しく気持ち良く走ってきました。
1月28日(日)大会当日
天気は曇り時々晴れ。気温も最高10℃越えの予報。走るには最高の気候でした。
朝5:45自宅出発。6時過ぎの京王線へ乗り込み、最寄り駅の都営大江戸線国立競技場駅へ。途中、乗り換えの新宿駅でトイレに立ち寄りましたが、余裕で7時10分過ぎには国立競技場駅に到着しました。
駅からメイン会場の国立競技場へは目の前で本当に楽チンです。
到着し早々に更衣室へ直行。すでに中には結構な人がいましたが、混みすぎずスペースも余裕があって快適に着替えることができました。
荷物預けは、ブロックごとに細かく決められていて、迷ったかと不安になるほど歩きましたが無事に荷物預け完了。
ここまでで、まだ7:30過ぎ。
ハーフマラソンのランナー招集時間は、7:50〜8:20とまだ時間があり、少し身体を動かしておこうとアップエリアへ向かいました。ここでも場所がわからず迷いそうだったので、近くにいたスタッフさんに行き方を確認。アップエリアへ向かう通路も国立競技場の地下へ潜っていくような感覚で、なかなかできない体験になんだかワクワクして楽しい。
アップエリアにはすでにかなりのランナーさんたちが集まっていました。ここでもストレスなくストレッチしたり軽く走ったり。なんだか競技場の裏で待機しているトップアスリートになった気分でした。
8:50前、いよいよ整列エリアへ向かうべくアップエリアから競技場内へ向かいます。
トラックからスタンドを見上げると本当に壮大で、念願だった国立競技場に立てた、これだけでも感動ものです。
整列エリアで観客席を眺めたり、ドローンが飛んでいるのを眺めていたり、キョロキョロしながらウキウキしていましたが、早めに整列していたのでスタートまで30分以上時間があり徐々に寒さとの戦いになってきました。
段々とランナーさんも集まり出し、8時に開会式がスタート。この時点ですでに身体は冷え冷え状態、近くの大きな画面を見ながら寒さに耐え、ゲストランナーの猫ひろしさんが挨拶しているのを聞いていましたが、音質が悪いのか何を言っているのか聞き取ることができず、全く気が紛れないから余計に寒い!
寒さで徐々にふくらはぎまで脚が固まってくるのを感じながら、時々、足踏みしたり、ジャンプしたりとごまかして時間をやり過ごし、やっと8:30ハーフマラソンがスタートしました。
しばらく練習できていなかったので、予想通り、走り出しから身体が重い。
コースの走路が比較的広いので、周りにランナーがたくさんいて混んでいるけど、さほど走りにくさは感じませんでした。
呼吸はややキツめの入り、しばらく走り2kmの途中あたりで、後方から猛スピードで追い上げてきた猫ひろしさんが通過。みんな声をかけるなか、誰かが『猫ひろし!』と大きな声でフルネームでの掛け声に、猫ちゃん『うるせえ!』としっかり返し。これでちょっと笑顔になれ緊張がほぐれました。
四谷四丁目を越えると待ち受けるはこのコースの目玉であり難所の1つ『御苑トンネル』。初めての御苑トンネル、その長さにびっくり。この時点では、まだ呼吸も走りも苦しい。
御苑トンネルを抜け、少し走ると靖国通りへ出ます。ここからしばらくストレートコース。ただ緩やかに下っているようで『これは帰りは登りか!』と思いながら、呼吸はまだ安定せず苦しい走りは続きました。
富久町、住吉町、合羽橋下を通過し、いよいよコース2つ目の目玉、『神楽坂』へ。
神楽坂下を左折し、ここから神楽坂を駆け上がります。ここは、とくにコース両脇に応援や観客の方々が多いエリア。想像以上に結構な登り坂。歩幅を小さく、でもペースは極力維持、めちゃくちゃ苦しい。
長い距離ではなかったのがせめてもの救い。坂を登りきり呼吸荒めのまま、飯田橋交差点へ下り、グルッと周りこむ感じでもと来たコースへ戻ります。
帰りの靖国通りは、登りでキツイかなぁと思っていたけど、意外と辛くない。このあたりから、呼吸も落ち着き、ペース維持しながら走りは楽になっていました。
信号の地名表示を見ながら、戻ってきた道を辿ります。
コースは予習してきましたが、全然覚えられなかったので、何kmに給水ポイントがあるのかだけ覚えておきました。おかげで、給水ごとに今何km地点を走っているのかがわかって励みになりました。
そして、いよいよ16km手前で帰りの御苑トンネルへ。おおよその距離感は1度走ってわかっていたので、帰りは不安もなく気持ち良く走れました。楽しかった!
御苑トンネルを出て残り4km強。ところどころアップダウンがあり、キツかった区間。1kmごとの表示を見つけながら自分のペースを維持。
そして、残り2km手前で少しペースアップ。
いよいよ国立競技場か見えてきました!でもまだ距離は残っている。国立競技場の千駄ヶ谷門の前を通過。ここで20km地点。あと1km。しばらく公道を走り、やっと競技場内トラックへ。ここからはさらにスピードアップ。残りの力を振り絞る。国立競技場のトラックを走れる嬉しさを噛みしめながら、苦しかったけれども最後まで楽しく走り切ることができました。
楽ではなかったけれど、快調な走りではなかったけれども、久しぶりにワクワクするコースで、本当に楽しく走れた21.0795kmでした。
国立競技場駅を出てすぐランナー専用入口でした。歩き回らず助かります。
スタンド側から見た競技場内。
ウォーミングアップエリアへ。
ウォーミングアップエリアの入口付近。この先、奥の方まで利用できます。
各々、ストレッチしたり走ったり。混み合っていなくて走りやすい。
整列エリアへの案内表示。今回はEブロックからのスタートでした。
いよいよ、競技場内に入ります。緊張が高まります。
オープンスペースから見える空、トラックから見上げたスタンド席や競技場内部の構造、何もかも初めてでキョロキョロと落ち着かず。
大きな電光表示板の下の青いラインも電光表示になっていて、『新宿シティハーフマラソン』の文字がグルグル周っています。
屋根の作りが凄い。壮大な景観に感無量です。
キョロキョロしていたら、ドローンが飛んでいるのを発見。
整列エリアへ。
スタート直前。身体は冷え切って固まっていました。
ハーフマラソンのコース図。これを見ただけでもワクワクするコースです。
《大会ホームページより》
レース中は後半2カ所で撮影できました。ここは、帰りの御苑トンネルの入口です。
上の撮影地点から振り返ったコースの様子。
帰りの御苑トンネル内のコース。
なかなか走れない場所を走れる、トンネル内の独特の感覚といい、楽しかったなぁ。
ゴール後に撮影した、千駄ヶ谷門付近のコース。
競技場内、フィニッシュ地点。
ゴール後、更衣室へ向かう途中で。
確かこの先で、参加賞などをいただいたと思います。
最後に、
大会運営に関わったボランティアスタッフの皆さま、運営スタッフの皆さま、ランナーへの丁寧なサポートに感謝致します。ありがとうございました。