職場の健康診断で、先日、初めて内視鏡検査を受けました。
数日前から戦々恐々。不安でビクビクしながら毎日を過ごしていました。
そして、当日。無謀にも初めての内視鏡なのに、全身麻酔ではなく、喉だけの麻酔でチャレンジ。
というか予約の段階から、周りの職員が全身麻酔なしでいくというのにつられただけなのですが、やっぱり全身麻酔をかけてもらえば良かったと後悔しながら、朝一番で待っていました。
検査室内でしばし待ち、技士さんから麻酔や検査の説明を受け、まずは麻酔から。麻酔は2種類、ゼリー状の薬を喉の奥に3分間(これが飲み込んじゃいそうで辛い!)とスプレータイプを声帯に噴霧(これも声を出して声帯を開けてかけてもらうのですが、その後、声帯が開いているので、唾液が気管に入りつらかった)。
舌がビリビリ麻痺した状態でしばし待ちます。
そして、いよいよ検査台へ。横向きに寝て先生が来るのを待つ間が一番緊張。
周りのスタッフに声をかけていただきながらも不安でいっぱいです。
先生が到着し、再度検査の説明を受けます。
舌が奥に行くと管を押し付けて、余計に苦しくなるので、舌を下の歯にくっつけておくこと。
検査中、唾液は飲み込まない。下側頬にたまってくるので、そのまま垂れ流すこと。
検査中、説明しながら進めるが話たり(返事したり)うなずいたりしないこと。
喉を通るときがちょっと苦しい。
余裕があれば画面を見て。
などの説明を受け、さっそくスタート。
鼻呼吸でと言われていましたが、意外と口呼吸でも大丈夫そう(実は鼻呼吸が下手です)。
管が通る異物感はありますがなんとか大丈夫そう。ただ喉を通ったときは大丈夫だったのですが、胃の中に入ってから、一度だけ吐き気ありやばい!と思いましたが、なんとか持ちこたえられました。
カメラは胃から十二指腸へと進み、最後にピロリ菌の検査のため胃壁の組織を一部とって終了。
先生、さすがです!上手なので、苦しまず無事に終わえることができました。
とりあえず結果も軽い炎症があったぐらいで大丈夫。
緊張の検査が終わり、ほっとしながら、そのまま、すぐに職務に戻ったのでした。
それにしても、体調によって苦しさなど感じ方は変わるとは思いますが、我ながら強い身体だなぁと少し感心してしまいました。