東北・みやぎ復興マラソン2023 レース編 ①

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11月5日(日)大会当日 曇り

とにかく朝からアクシデント発生で大変でした。
宿泊していたホテルのバスルームへ入ろうとした際に、段差を乗り越えた一歩目が派手に滑り、反対側の左脛を段差に強打。深い傷が数か所と流血状態。こんなところでまさかの怪我。ホテル受付の方に聞いたら『ホテルに絆創膏などはない』と言われ応急処置もできず、仕方がないので出血をなんとか抑えて会場へ向かいました。

強打したところは結構痛かったけれど、走るのには問題なさそう。ただ出血している傷をなんとかしないとと、会場で着替え、荷物を預けて、救護所を探しました。総合案内で誘導された場所付近のスタッフさんに聞いたら、近くの救護所を理解していないようで、最初に教わった場所に戻されそうになり、あちこち行ったり来たりさせられそうだったので、諦めて整列エリアへ向かいました。そうしたら、移動途中で救護所を発見。こちらで丁寧に対応していただき無事に応急処置ができました。救護所のスタッフさんには本当に感謝です。

スタート前から、こんな感じでバタバタ状態、フルマラソンを走る緊張感どころではなく気持ちがかなり下がりぎみの状態でした。

救護所を後にして、そのまま、8:20頃スタートブロックエリアへ。今回、私はFブロックからのスタート。肌寒い中、アップする元気もなく、しばらくじっと待機。

8:55スタートセレモニー開始。偉い方々の挨拶、ゲストランナーの紹介などのあとに、1分間の黙祷。

そして、9:10、フルマラソンスタート。
弘進ゴムアスリートパーク仙台からフィニッシュ地点の名取市文化会館を目指します。

スタート直後から混み混み状態。周りはかなりのゆっくりペース、全然、自分のペースで走れない。これに耐えきれず、ランナーの隙間をぬうように抜きながら走ってしまいました。正直、ここでかなりのスタミナロス。

この走りにくさは、4km過ぎまで続きました。

この後しばらくは緊張もあり快調に走っていましたが、10km過ぎたあたりから、一気に脚が動かなくなりました。『早くない?』と思いながら、何故か太ももに強い張り。思うように脚が動かない、走るのが辛い。フルマラソンでこんなことは初めてでした。

前半のエイドはスルーしてしまいましたが、途中から気分転換の意味も含めエイドの給食をいただきながら、ここで少し復活しないかと目論見ましたが、楽に感じてもそれは一瞬で終わり、キツイ走りは変わりませんでした。
20km前からもうギリギリに近い走りでした。


そして、やっと20km地点。
このあたり(ハーフは行っていなかったと思う)でゲストランナー予定だった神野大地選手とハイタッチできました。これはちょっと嬉しかったですね。


ちなみに、エイドが楽しみでもある今大会。密かに4時間切りを狙っていたので、エネルギージェルを持参していたこともあり、すべてのエイドには立ち寄れませんでしたが、以下のエイドでは美味しく給食をいただきました。

17.9km地点の石巻市スペシャルエイド
しっかり『くるみゆべし』と『ずんだ茶巾』をいただきました。ずんだ好きには外せないエイドです。ずんだ茶巾は一口では食べられなかったので、走りながらゆっくり味わっていただきました。

22.5kmエイド
非常食の羊羹をいただきました。持ち運べたのでその場では食べずにあとで食べようとポケットへ。

24.4kmエイド 
『藤の雫 甘酒』をいただきました。疲れた身体に美味しい甘酒、全身に染み渡る。こんなに美味しい甘酒は初めてぐらい感動でした。

27.6kmエイド
お腹がいっぱいになり過ぎると困るからと、立ち寄らないつもりでしたが、ちょっと覗いたら『帆立の浜焼き』があって思わず手に取っていました。そのすぐ横のテーブルには『牛タン』が!こちらもしっかり補給。どちらも思わず『美味しい!』と声が出るほど美味しかったです。ちなみに仙台に来て初牛タンがここのエイドでした。

残念ながら、あとは水分補給のみで立ち寄れませんでした。走るのに余裕がなくて、エイドを十分楽しめなかったのが心残りです。

ちょっと長くなりそうなので一旦ここで一区切り。レース後半戦のレポは次回へ続きます。

 


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スタート前。ブロックエリアで待機中。

実はネットが繋がらず、距離計測アプリが使えませんでした。これもちょっとショックでした。


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もううろ覚えですが、たぶん16kmあたりのコース。

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もうこの辺りは何km地点かは覚えていませんが、中間地点までは行っていなかったと思います。

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エイドステーションの内容です。

津波の影響で移転を余儀なくされた地域の元住民が、自分たちの“故郷”に戻ってエイドステーションを運営する 『Back To The Hometown』と開催自治体となる宮城県仙台市名取市岩沼市だけでなく、岩手県宮城県福島県の被災地の様子を伝える『スペシャルエイドステーション』(大会ホームページより引用)の給食が楽しみでした。


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大会ホームページより。