映画『夏への扉 キミのいる未来へ』


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2021年公開の作品。

1956年にアメリカで発表されて以来、色褪せぬ名作として世界中で愛される「夏への扉」(著:ロバート・A・ハインライン)を日本バージョンに再構築し実写映画化した作品です。


ストーリーは原作があり素晴らしく良いのですが、舞台を現代日本にしたのに、演出、構成、撮り方において悪い意味で昭和の時代のような古臭さがあり、残念に感じました。演者陣が素晴らしいだけに本当に残念。作り手のイメージ力やセンスって作品にとって大きいことを再認識しました。

 

題材としての良さ、素晴らしいキャストを活かしきれていませんでしたね。

 

個人的には、今イチオシの清原果耶さんの少女から大人の女性への演技の変化が観れたことが良かったですね。

 

《作品情報》
【ストーリー】
ロボット開発をする科学者の高倉宗一郎は、尊敬する偉大な科学者であった亡き父の親友松下の遺志を継いだプラズマ蓄電池の完成を目前に控えていた。愛猫のピートと、松下の娘・璃子との穏やかな日常の中で、研究に没頭する日々を送っていたが、信頼していた共同経営者と婚約者の裏切りにあい、自身の会社も発明途中のロボットや蓄電池も奪われてしまう。さらに宗一郎は人体を冷凍し未来に行ける装置・コールドスリープに入れられ、目が覚めた時そこは、2025年の東京だった。ピートや璃子の死を知り、すべてを失ったと知る宗一郎は、変えられた運命を取り戻すため、30年の時を超えてリベンジを誓う……。

監督〉三木孝浩
脚本〉菅野友恵
原作〉ロバート・A・ハインライン夏への扉

 

出演〉
山﨑賢人、清原果耶、夏菜眞島秀和、浜野謙太、田口トモロヲ高梨臨原田泰造藤木直人

 

音楽〉林ゆうき
主題歌〉LiSA『サプライズ』

上映日:2021年06月25日
上映時間:118分